研究室の柱となる人材
| 固定リンク 投稿者: 応用生物学部スタッフ
先端化粧品コースの岩渕です。私の研究室では毛髪や頭皮の研究を中心に、化粧印象の研究などを行っています。時が経つのは速いもので、研究室ができて6年余の時間が経ちます。今春卒業する学生が6期生です。毎年多くの学生が4年生で卒業するため、研究室の在籍期間は1年の学生が大半ですが、毎年1~2名は大学院修士課程に進学し、その学生は研究室に計3年間在籍することになります。3年も在籍してもらえると、多くの実験技術を身に付けることができるので、研究室にとってとても大きな戦力になります。文字通り、修士課程の学生が研究室の柱となっています。本来なら博士課程まで進んでさらに研究力をつけて、研究室の柱になってもらえると、嬉しいのですが、現状ではなかなかそのような学生はいないようです。
このような中、研究室の第2期生で実質的に博士課程の学生に近い存在の方がいました。本研究室で修士課程を修了した後、本学部の実験助手として採用されたのです。時間の多くは学生実験のために使っていますが、空いた時間や、学生実験の無い時期は大学院生のように実験をしてデータを出してくれました。研究室の後輩の指導も行ってくれるので、さながら博士課程の大学院生のような存在でした。まさに研究室の柱でした。この方は、良い就職口があったのでそちらに移籍して行きましたが、研究室の柱という存在の重要性を私に再認識させてくれました。写真は最終日に院生以上のメンバーで撮ったものです。
現在は、この方に代わる新たな研究室の柱となる人材を開拓したいと思っています。高校生、学部生、あるいは学外の方でも、我こそはという方、ぜひ当研究室においで下さい。一緒に研究をしてみましょう。