東京工科大学 応用生物の広場東京工科大学

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2021年3月

高校生に会ってきました!

2021/03/24 | 固定リンク

東京工科大学では、高校生を対象に出張講義を行っています。先日、小金井市にある東京都立多摩科学技術高等学校を訪問し、「SDGsと日本と微生物」というタイトルで、お話をさせていただきました。

以前、本ブログサイトで、高校では早い時期からSDGsに対する取り組みをされている(「高校生が地球を変える!」http://blog.bs.teu.ac.jp/blog/2019/09/post-38dae1.html)ということを書きました。今年は、テレビやラジオでSDGsが急に取り上げられることになり、今まで、地道にアピールしてきた身としては、マスコミのパワーに圧倒されるばかりです。

今回は、タイトルにSDGsを入れたことで、担当の先生と高校での取り組み(カードゲームの実施など)についてもうかがうことができました。私としては、バイオや微生物とのかかわり、微生物研究の楽しさを説明することで、もう一歩踏み込んでほしいなあ。。という気持ちでいろいろな微生物の紹介をしました。

参加者は高校1年生でしたが、バイオ燃料は本当に環境にやさしいのか?とか日本からは新しい微生物はもう見つからないのでは?など鋭い質問をいただきました。こちらの高校は名前の通り、理系の高校ですが、バイオテクノロジーの専門だけでなく、ITの学生が興味を持ってくれたこともうれしい驚きでした。(バイオ研究はIT専門家を求めているんです!)

また、コロナ禍で大学と高校の交流を深めたいというご意見もいただき、こちらとしても積極的に進めたいという思いを強くした次第です。高校生のみなさんもまずは、オンラインのオープンキャンパス(https://www.teu.ac.jp/)で応用生物学部の楽しさを感じてみてください。

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応用生物学部 松井

研究室の柱となる人材

2021/03/16 | 固定リンク

先端化粧品コースの岩渕です。私の研究室では毛髪や頭皮の研究を中心に、化粧印象の研究などを行っています。時が経つのは速いもので、研究室ができて6年余の時間が経ちます。今春卒業する学生が6期生です。毎年多くの学生が4年生で卒業するため、研究室の在籍期間は1年の学生が大半ですが、毎年1~2名は大学院修士課程に進学し、その学生は研究室に計3年間在籍することになります。3年も在籍してもらえると、多くの実験技術を身に付けることができるので、研究室にとってとても大きな戦力になります。文字通り、修士課程の学生が研究室の柱となっています。本来なら博士課程まで進んでさらに研究力をつけて、研究室の柱になってもらえると、嬉しいのですが、現状ではなかなかそのような学生はいないようです。

このような中、研究室の第2期生で実質的に博士課程の学生に近い存在の方がいました。本研究室で修士課程を修了した後、本学部の実験助手として採用されたのです。時間の多くは学生実験のために使っていますが、空いた時間や、学生実験の無い時期は大学院生のように実験をしてデータを出してくれました。研究室の後輩の指導も行ってくれるので、さながら博士課程の大学院生のような存在でした。まさに研究室の柱でした。この方は、良い就職口があったのでそちらに移籍して行きましたが、研究室の柱という存在の重要性を私に再認識させてくれました。写真は最終日に院生以上のメンバーで撮ったものです。

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現在は、この方に代わる新たな研究室の柱となる人材を開拓したいと思っています。高校生、学部生、あるいは学外の方でも、我こそはという方、ぜひ当研究室においで下さい。一緒に研究をしてみましょう。

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