東京工科大学 応用生物の広場東京工科大学

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2020年10月

新しい研究室ができました

2020/10/30 | 固定リンク

東京工科大学・応用生物学部、先端化粧品コース新任の吉田雅紀です。10月に着任し皮膚生理学研究室という研究室を作りました。

長く化粧品会社にいましたが、ここ20年くらいのほとんどを色々な大学を職場にして過ごしてました。当研究室ではシミや白斑の改善や治療を目的に、表皮細胞の増殖分化機構の解明や表皮細胞による色素細胞遊走制御機構を中心に研究しており、皮膚の透明化技術を使用する組織化学的解析などをよくやっています。

また最近では、産毛を抜いて付着した細胞を網羅解析して局所の皮膚の状態を診断する肌診断方法の完成も目指しています。大好きな大泉洋のバラエティを見ていて思いついた方法なんですが、皮膚は生きた細胞が露出してないので診断目的で生きた細胞を取るのはハードルが高いのですが、産毛は全身の皮膚にあってその抜毛は美容法に使われるくらい低侵襲なのに簡単に細胞が取れるんです。現在は古巣の長浜バイオ大学と特許提出して色んな解析への応用にトライしています。

My
産毛の付着細胞

マスク生活で変えたメイク

2020/10/13 | 固定リンク

みなさん、こんにちは^^ 先端化粧品コース化粧品材料化学研究室の伊澤です。急に寒くなってきましたが、体調を崩したりしていないでしょうか??

最近では、すっかりマスク生活が定着してきましたよね。「どうせマスクするし」と思って、すっぴんで出かけることも多かったのですが、先日、落ちにくいことで人気の「ティントリップ」を初めて買ってみました!!

私はもともと唇の色が悪く、リップなしだと「今日、体調悪い?」と聞かれるくらいなので、普段からリップは頻繁に塗り直していました。でも、ティントリップはとっても色持ちが良い!!そして、マスクに色が付きにくいのもうれしい!!

Izawa

あとは、マスクをしていても見える目元のメイクを見直そうと思い、眉毛サロンに行ってみました!!なりたい印象だけでなく、骨格や筋肉の付き方に合わせてプロの方が眉毛をデザインしてくれました^^ 左右のバランスが整って、メイクもしやすくなった気がします!!

メイクって、相手への印象を変えるものでもありますが、なんだか自分の気持ちも前向きにしてくれます^^ 身体の健康とあわせて、心の健康も大切にしていきましょう♪

先端化粧品コース  伊澤 千尋

身近なニュースに関心を持ちましょう

2020/10/08 | 固定リンク

皆さん、こんにちは。今年の残暑は厳しかったですが、10月に入って秋らしい気候になり、過ごしやすい日が多くなってきました。本学も後期の授業が始まり、新型コロナウイルス感染防止対策を施しながら対面授業が一部再開しつつあります。また、研究室の学生は今まで思うように研究活動を進めることができなかった遅れを取り戻そうと日々実験に励んでいます。

Maruyama

さて、10月上旬に今年のノーベル賞受賞者の発表がありましたが、皆さんご存知でしょうか。私は医薬品コースを担当しているので医学生理学賞について紹介しますと今年の受賞内容は“C型肝炎ウイルスの発見”でした。肝炎は慢性化すると、肝硬変、肝細胞がんへと進行していく恐れがある危険な疾患です。当時A型肝炎とB型肝炎の解明は進んでいた一方で、C型肝炎はA型でもB型でもない肝炎と言われ原因がわかっていませんでした。今回の功績は高感度の血液検査による診断を可能にし、C型肝炎に直接作用する抗ウイルス薬の開発につながりました。C型肝炎ウイルスの発見から治療薬開発に至るまでの過程を詳しく知りたい人はノーベル賞の公式ホームページを参照してみてください(もちろん英文ですがいい英語の勉強になります)。ちなみにB型肝炎ウイルスの発見は1976年にノーベル賞医学生理学賞になっています。また、非アルコール性脂肪性肝炎などウイルス性とは異なる原因による肝炎もありますので、肝疾患に興味のある人は調べてみてはいかがでしょうか。

このBlogの読者は高校生が多いと思いますが、最近気になる話題などありましたでしょうか。理系の大学での学びを志すのであれば、自分の興味のある分野はもちろんですが、科学系の身近なニュースにも関心を持つようにしましょう。大学入学後に先生や同級生との会話を始めるきっかけになるかもしれません。

機能性RNA工学研究室 丸山

研究とはなんぞや

2020/10/01 | 固定リンク

東京工科大学 応用生物学部 生命機能応用研究室 中西 昭仁です。暑い日が続いたと思ったら急に涼しく(人によっては寒く?)、なってきましたね。微生物に振り回されっぱなしの我々は、研究室での温度設定を微生物培養用に23℃に固定しています。夏はひんやり、冬はあったか、になればいいんですが、研究室内で暑がる学生やこごえる学生もいます。でも微生物に振り回されっぱなしの我々は、研究室での温度設定を微生物培養用に23℃に固定しているので、学生の要求にはこたえられません。ほんと残念なんだけどね。本当だよ。そこで我々は、暑がる学生には涼し気ファッションを、こごえる学生には温かファッションをお勧めしています。多様性があっていいよね。おっと何の話をしているんだ私は。

さて今回は、本研究室で行っている研究を少しですがお話します。本研究室は「微生物を使って何かをつくりだそうとする」をコンセプトに研究を進めています。微生物が研究の足場にあれば、酵母などの産業微生物に有用物質を作らせたり、緑藻の細胞自体を利用して素材を作ったり、新しい発想があれば何でも研究テーマはOKです。私の恩師が「研究室で生まれた技術は産業利用を狙え」と仰っていて、私も色濃くその価値観を受け継いでいますので、社会のニーズを見ながら研究テーマを考えていきます。

Nakanishi
Fig 輝きを放つ緑藻培養系

今、2050年の社会実装を目指して、「微生物を用いたプラスチックス生産系」についての研究をしています。このように書くとプラスチックスの作製こそが骨子なんじゃないの?と思われがちですが、2050年には地産地消が進んでいて…とか、一極集中の工場生産スタイルから脱却していて…とか、もっとバイオプラスチックスの使用が進んでいて…とか、実際に近未来の社会で生産するシステムについて深く考えて研究しています。いい研究は新たな研究を生むことだと思いますので、もし興味を持ってくれたら、こういった少し先の将来を一緒に見ながら研究していきませんか??実は他では言えないあんな話やこんな面白い話があって、ここだけの話なんだけどおっと誰か来たようだ。

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