学内の畑に招かれざる客が・・・
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こんにちは。植物工学研究室の多田です。
私の研究室の実験で使う植物の育成と農学サークル(NOSA)の作物栽培のために八王子キャンパス内に畑を借りています。今年の夏は、コロナの影響で世話が行き届かず、ムラサキイネと実験で余ったミニトマト、ナスが一株ずつだけの畑になっています。しかし、そのミニトマトも招かれざる客によって荒らされてほとんど収穫できていません。下の写真は招かれざる客が食べ散らかしたミニトマトと堆肥作成用のポリ容器に残していった手形(足形?)です。ハクビシンなのかタヌキなのかよくわかりませんが、八王子は自然が豊かで野生動物もたくさんいるようです。
農学サークル(NOSA)のトロピカルフルーツ分科会では、パイナップルやパパイヤなどのトロピカルフルーツも育てています。こちらは室内栽培なので珍客に荒らされることはありません。今はパイナップルの花が咲いています(下図)。パイナップルの花は紫色で、集合花といって小さいパイナップルの実のような形の花の集合体が下から螺旋状に咲いていきます。その後、それぞれの小さい花が実になるとつながってしまい、一つの樽型の実に見えますが、ちぎって食べるスナックパインというパイナップルがあるように、本当はたくさんの実が集まっているのです。