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2020年6月

研究成果を論文として発表しました!

2020/06/18 | 固定リンク

分子生物学研究室の西です。最近、我々の研究室の研究成果(論文)が「Oncogenesis」という、がん関連の事象を扱う科学誌に掲載されました。DNA二重鎖切断という重篤なDNA損傷を修復するシステムに関わる新しい因子の同定と機能解析についてです(下図を参照して下さい)。もう少し詳しい解説は研究室のホームページをご覧ください。

Nishi

論文掲載URL:https://www.nature.com/articles/s41389-020-00244-4

研究室URL:https://nishi-lab.bs.teu.ac.jp/

この研究に限らず、今回の論文でこの研究は終わりというわけではありません。この結果から考えられる新しい疑問・仮説が湧いてきます。この疑問に向き合っているときが研究の中で一番楽しい時間かもしれません。

卒業研究が少しづつ始まりました。

2020/06/16 | 固定リンク

理系の大学生にとって卒業研究は大学卒業を賭けた最大のイベントです。

残念ながらコロナ禍により卒業研究ができない状態が続いていましたが、やっと少しづつ研究ができるようになりました。

少ない人数で距離を保ちながらのスタートです。

研究室で学生が研究をする姿を見るのは3か月振りくらいになり、懐かしい感じがします。20年近く大学で働いていますが、これほど長い時間、研究室で研究活動が行われなかったのは初めてです。しかし、日常がじわりじわりと戻りつつあるのを実感しました。

まだまだ、学内のコンビニは空いています。しかし、やっぱり学内のコンビニは混雑しているくらいが、活気というか、活力というか、そういう感じがあって私は好きです。

もう少しの辛抱だと信じましょう。

応用生物学部 秋元卓央

Dsc_0319

論文が掲載されました!

2020/06/09 | 固定リンク

応用生物学部の吉田です。最近、本研究室の研究成果が「Analytical and Bioanalytical Chemistry」という分析化学の専門誌に掲載されました。がんの目印となるゲノムDNAのメチル化レベルを簡単に測定する方法を開発したという研究成果になります。この研究では遺伝子組換え技術を用いて、メチル化DNAを酸化するヒトの酵素を大腸菌に作らせて、それを利用して新たな測定方法を開発しました(図)。

200606__

ご興味があればぜひ、下記URLをクリックして頂きたいのですが、科学論文は基本的にはすべて英語です。研究を行うためには、これまでの研究成果を知る必要があり、そのためには論文を読まなければなりません。つまり、研究を行うためにも研究成果を発表するためにも英語が必須です。私も常に(?)英語を勉強しておりますので、皆様も一緒に英語を勉強しましょう!

https://link.springer.com/article/10.1007/s00216-020-02745-y

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