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留学のすすめ

2020/03/02 | 固定リンク 投稿者: 応用生物学部スタッフ

皆さん、留学に興味はありませんか。しかも語学留学ではなく、海外で研究を行う留学です。


応用生物学部は令和元年に、アメリカのテキサス大学健康科学センターと人材交流・共同研究を行うための協定を結びました。同大学では、細胞分子生物学科の学科長を務められている池辺光男先生が、本学からの学生の受入も担当されています。池辺先生は筋肉収縮や細胞運動を担うタンパク質であるミオシンの研究をされていて、令和元年には本学で学術講演もされています。写真は、当日の懇親会後に撮ったものです(左側が池辺先生)。


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英語のみならず研究の留学というと、とてもハードルが高そうに思うかもしれませんが、写真を見てわかるとおり、池辺先生は非常に優しい方で面倒見が良く、普通に日本語で(ここが大事かも!)研究や普段の生活のアドバイスをしていただけます。もちろん、研究室にはアメリカ人を始め多くの留学生がいますので、会話を楽しみながら英語も、バイオの研究も、そして国際感覚も身に付けられます。すでに私の研究室で今度4年生になる女子学生が、池辺先生の研究室に4月から留学することが決まっています。


私も大学院修士2年生のときに1年間アメリカに留学しましたが、そのときの経験がいまでも役に立っており、思い切って行って本当に良かったと思っています。実はそのときにお世話になったのが池辺先生でした。池辺先生は当時も、そして今でも、若い人が海外にどんどん出て、経験を積むことを強く勧めています。皆さんもぜひチャレンジしてはいかがでしょうか。


以下、池辺先生からのメッセージです。


「日本人は良くも悪くも、すこし控えめというか謙遜というか、国内では美徳なのですが、国際的にはそのように思ってもらえません。もっと楽観的にズーズーしいくらいに考えてよいのです。なにしろこちらには、1回DNAのアガロースゲル電気泳動をしたくらいで、Molecular Biology の経験がある!という人間が沢山いますから。
そちらの学生さんたちにもっと自信を持つように言ってください。そして、もっと、Challenging に。特に若いときに。
たくさんの学生さんがこちらに来て経験を積み、勉強もするように期待しています。」


生命科学コース 矢野和義


 

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