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2019年11月

梶原・阿部研究室の学部生が日本水産学会北海道支部大会で発表しました

2019/11/08 | 固定リンク

梶原・阿部研究室の阿部です。11月2日、3日に北海道札幌市で日本水産学会北海道支部大会があり、本研究室の4年生金井竣矢君が口頭発表しました。日本水産学会は水産系では国内最大の学会です。今回は支部大会ではありますが、北海道は水産王国であることから、北海道の国立大学の院生をはじめ、北海道の各水産試験場の若手も多く参加するなど、若手の登竜門ともいえる大会になっています。特に北海道は冷凍すり身(かまぼこの原料)発祥の地でもあり、そのような中で、堂々と冷凍すり身のゲル形成能の新たな評価方法の構築に関する研究を発表し、質疑応答に対しても的確に対応した金井君は見事なものでした。

以下、初の学会発表を経験した金井君の感想です。
「学会での発表はその分野の専門の方の前での発表となるため緊張しましたが、研究に関する良い意見をいただけたり、専門の方たちの研究発表を聞けたりと、とても良い経験になりました。これから先の人生において、学会で発表することはおそらくありませんが、今回の発表が社会に出たときに様々な場面で活きてくると思います。」

Kanai 金井君の発表の様子

「めんどくさい」に加える2文字の効果

2019/11/07 | 固定リンク

研究室は片柳研究所棟という立派なビルの5階にあります。そこは富士山も拝める見晴らしの良い場所です。普段はエレベーターを使うので、5階まで行くのに要する時間はたったの13秒です。でも実は急いでなければ階段を利用します。比較すると約6倍の時間が必要で1分11秒かかりますが、歩いて上ることも嫌いではないのです。

その階段は非常用ということで必要最小限の機能に限られ、珍しいことなど何もないですが、ふと気になったので写真を撮りました。「非常口」を示す道案内の掲示です。各階には廊下と非常階段を接続する扉があって常に開いているのですが、同じ扉を廊下側からと階段側からの見え方を両方チェックしました。わかると思いますが、廊下を歩いて掲示がないのは1階だけです。逆に階段を歩いて掲示に遭遇するのは1階だけです。些細なことですが、非常階段を歩き上ったり下ったりして気づいた内容が、非常時の行動に役立ちそうです。階段を下って逃げる時に各階に扉がありますが、「地上に出られる屋外への扉はこのマークがある階だけ」という具合です。

11062019

実は、私は歩くことに限らず嫌いなものはほぼないです。苦手なものはありますが、嫌いではないのです。嫌いを少なくしたほうが楽しいし、発見がある。15年以上前からそんなふうに思っています。きっかけは卒業研究を指導したある男子学生の発言でした。「めんどくさい」という言葉があります。この言葉ですが、そのように発声するとほんとにそんな気持ちになります。いやな気持になります。ネガティブな行動になります。そこで、そういう時に言葉に2文字付け足して「めんどくさクナい」と修正するのです。どういうわけか効果があるのですね。ポジティブな気持になって、何かを得ることが予期せずあったりします。この2文字ではありませんが、応用しています。「大変だ」→「大変でない」。「時間がない」→「時間は作る」。

現在、私が気になっていることの一つは、がん細胞の死につながる活性酸素種という細胞を錆(さ)びさせる物質の効果についてです。がん治療に役立つ新しい技術の開発に貢献するとワクワクしています。研究は様々な検討と時間がかかりますが、携わっている大学院生らと協力して報告することを目標にしています。

応用生物学部 杉山

台風、大雨

2019/11/01 | 固定リンク

応用生物学部の横山です。この度の台風15号、19号、および10月25日の大雨で被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。本学でも、自宅が床上浸水してしまった学生もいるようで、小職にとっても他人事ではない状況です。

小職の研究室には、欧州からの留学生がいます。10/12(土)台風上陸当日、八王子市から「避難勧告(警戒レベル4)発令」がスマホに入ったと、その学生からメール(スクリーンショット)が送信されてきました。しかし、その学生は日本語ができないので、何のことだかわからず、小職に相談してきたのです。当日、小職は八王子市内にいなかったのですが、NHK防災、ヤフー天気などで市内の警戒レベル状況を調べたところ、本学周辺はまだ避難するような状況ではないと思いましたので、その旨メール返信しました。八王子市は東京都で一番大きな市であり、高尾山などの山間部で、警戒レベル4になっていたのだと思います。しかし、夕方近くになってくると、大学近く、特に兵衛川や湯殿川などの浅川支流の中小河川のすぐ脇は、警戒レベルが4になっていたかと記憶しています。結局のところ、避難する必要はなく、無事だったのですが、日本語のわからない、台風に不慣れな外国人にとっては、さぞ心細かったことでしょう。常日頃から自分の住んでいるところのハザードマップを確認しておくことが不可欠となっているかと思います。最後に本学周辺のハザードマップを添付します(八王子市ホームページより)。近くにお住まいの方は、ご確認ください。

20191031

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