大学の研究室の友人は、一生の友達。
| 固定リンク 投稿者: 応用生物学部スタッフ
先日、研究室の卒業生による同窓会がありました。社会人4年目を迎えた人から、今春社会人になった人まで計17名が参加しました。私たちの研究室は化粧品コースの研究室なので、多くの卒業生は化粧品業界かヘアサロン業界のメーカーおよびOEM企業、または商社で働いており、ちょっとした業界内懇親会状態でした。皆、研究室時代の話で盛り上がったり、現在の仕事についての話題で盛り上がったりしていました。私たちの研究室の一番の特徴は、歴代メンバー全員仲が良いことです。卒業後もしばしば研究室に遊びに来ます。その時に在校生とも知り合いになって、さらに友達の輪が広がっているようです。
一般に社会人になると、友達はいくつかのカテゴリーに分類されます。学歴に依りますが、自分の出身地域中心の小中学校時代の友達、次にもう少し範囲が広がり、志向が似てくる高校時代の友達、そしてさらに志向が似てくる大学時代の友達、最後に同じ職場に同じ時に入った同期入社を中心とした社会人になってからの友達です。ただ、職場の友人はある意味ライバル的な存在にもなり、学校時代の友達とはちょっと趣が違ってきます。
こう考えていくと、大学時代、特に研究室の友達が最も似ていて、社会人になってからの環境も似ていて共通の話題も多いことから、生涯を通じて最も付き合いやすい友人になることが多いのです。特に理系大学の研究室は、将来の人とのつながりの源流となるべき、人とのつながりができる場所です。学生の皆さんには研究室での人のつながりを大切にして、生涯を通じての友人を作って欲しいと思います。