東京工科大学 応用生物の広場東京工科大学

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2019年9月

着任のご挨拶(永瀬 翠)

2019/09/27 | 固定リンク

皆様初めまして.9月からヘルスケア工学研究室に,助教として着任しました永瀬 翠です. 着任のご挨拶として,今回ブログの執筆をさせていただいてます.

普通,着任というと,「他の大学から新しい先生がくる」というイメージが強いですが,私の場合少し違っていて・・・実は8月まで,応用生物学部の学生実験の補助をする仕事(実験助手)をしていました.さらに・・・私は大学から大学院まで東京工科大学で過ごしてきたので,実は今年でこの大学に通って11年目になります!(自分でもびっくりです・・・)なので,学生の時からお世話になっている先生も多く,なんとも不思議な感じです.

ところで皆さんは,東京工科大学がどのくらいの広さなのかご存じでしょうか?
A. 東京ドーム約2つ分,B. 東京ドーム約4つ分,C. 東京ドーム約8つ分

正解は・・・

Tokyodome

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二年生の学生が興味あることを研究し、発表しました! 

2019/09/21 | 固定リンク

BLOGご無沙汰しております。応用生物学部の中西です。

みなさま夏バテせず元気にお過ごしでしょうか??ようやく涼しくなってきましたが、お昼はまだ暑い日が多いですね。しかしもう鈴虫の鳴く9月下旬、ここから一気に気温が下がっていくのでしょうか。

さて、本学応用生物学部では研究の基礎を成す「分析評価力」「コミュニケーション力」「問題解決力」を養うため、講義の一環として自身の興味のある分野を深く掘り下げ研究し、その内容を発表する機会があります。

昨日はまさにその発表の日!学生の皆さんは緊張した面持ちで発表していきます。この緊張はきっといい経験になるはずです。

学生が発表した内容は様々で、「最新技術を用いた食品ロス問題の解決」や「トクホのお茶ってホントに効くの?」といった生命科学系の発表や、「国際比較による日本の年金制度について」や「どうしたら日本の臓器移植件数を増やせるのか」といった社会派の発表、また「現代のアルバイト問題を解決するためにはどうしたらよいか」といった学生の皆さんにとって身近な発表や「絶対に寝坊しないアラーム」など、きっとみんなが興味を持つ発表まで多岐にわたりました。

コツコツ準備を続けてきたことがわかる発表内容は、聞いていて大変興味深いものでした。努力されて作られたものは良い。頑張った学生の皆さん、大変お疲れさまでした。優秀発表者には後日、学部長賞が授与されます!発表したことを誇りに、結果を楽しみにしていてくださいね!

では。

中西

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大学の研究室の友人は、一生の友達。

2019/09/19 | 固定リンク

先日、研究室の卒業生による同窓会がありました。社会人4年目を迎えた人から、今春社会人になった人まで計17名が参加しました。私たちの研究室は化粧品コースの研究室なので、多くの卒業生は化粧品業界かヘアサロン業界のメーカーおよびOEM企業、または商社で働いており、ちょっとした業界内懇親会状態でした。皆、研究室時代の話で盛り上がったり、現在の仕事についての話題で盛り上がったりしていました。私たちの研究室の一番の特徴は、歴代メンバー全員仲が良いことです。卒業後もしばしば研究室に遊びに来ます。その時に在校生とも知り合いになって、さらに友達の輪が広がっているようです。

一般に社会人になると、友達はいくつかのカテゴリーに分類されます。学歴に依りますが、自分の出身地域中心の小中学校時代の友達、次にもう少し範囲が広がり、志向が似てくる高校時代の友達、そしてさらに志向が似てくる大学時代の友達、最後に同じ職場に同じ時に入った同期入社を中心とした社会人になってからの友達です。ただ、職場の友人はある意味ライバル的な存在にもなり、学校時代の友達とはちょっと趣が違ってきます。

こう考えていくと、大学時代、特に研究室の友達が最も似ていて、社会人になってからの環境も似ていて共通の話題も多いことから、生涯を通じて最も付き合いやすい友人になることが多いのです。特に理系大学の研究室は、将来の人とのつながりの源流となるべき、人とのつながりができる場所です。学生の皆さんには研究室での人のつながりを大切にして、生涯を通じての友人を作って欲しいと思います。

岩渕

Ob1

高校生から地球を変える!

2019/09/13 | 固定リンク

SDGs(Sustainable Development Goals –持続可能な開発目標-)はすでに、私たちの中で常識になりつつあります。東京工科大学でも、SDGsを意識した研究・教育を強力に推進しておりまず。まずは、学長のコラムをご覧ください。

今どきの高校生。。。
SDGsが高校生から浸透しているなあ、と私が感じたのは今年になってからです。本学部1年生を対象にした春の講義(応用生物学概論)で、SDGs知っていますか?という質問をしたところ、すぐに1/3ほどの学生が手をあげました(あまり期待していなかった私には驚きでした)。
SDGsを紹介するテレビ番組も開始され、じわじわと目にする機会が増えてきています。

高校生の皆さんが大学を卒業して企業に就職する頃には、東京オリンピックが終了し、SDGsに対する意識の高い社員が必要とされることは必至です!

もう少し、具体的に知りたい人に。。。
10月にイベントがあります。ここではバイオ、化学の技術紹介に関する大規模な‘フェス’が開催されます。(一般の方、高校生も歓迎です!)イベント内では、私も乗り遅れないようにSDGsがらみの話をしたいと思っています。(宣伝になってしまってすいません。。)
 10月15日(火)タワーホール船越4F C会場
 17:10-17:40  地球環境を浄める~バイオレメディエーションとは?~
                           松井 徹(東京工科大学 応用生物学部・教授)

最後に。。。
心配なのは、‘おじさん’たちです。先日、大学時代の友達との飲み会でSDGsの話をしたら、「なにそれ?」と‘ぽか~ん’としていました。(皆さん、超一流バイオ企業の幹部クラスなんですけど)おいおい!

応用生物学部 松井

大学院生を連れて国際学会に行ってきました

2019/09/05 | 固定リンク

8月24日から28日の期間で、フランスのディジョンで開催されたISOPOW XIV (International Symposium On the Properties Of Water XIV)に大学院生を連れて行って来ました。この学会はアグロサップ・ディジョン(AgroSup Dijon)とブルゴーニュ大学の共催で開催されました。研究内容は主に食品、医薬品中の水の物性に関することです。

参加した大学院生は修士課程2年生の二名で、ショートプレゼンテーション(約5分)とポスター発表をしました。当然ですが、すべて英語で発表しなければならず、良い経験になったことと思います。以下に二人の学生(近藤晧介君と村上文哉君)の感想を書いてもらいました。初めての海外で楽しかったようです。

近藤君の感想・・・海外での発表は初めてであり、学内の発表や国内の学会で発表する時とは、異なる緊張感を感じました。ショートプレゼンテーションでは言葉につまるところもあり、英語で発表することの難しさを感じましたが、非常に良い経験ができました。ポスター発表に関しては、有益な質疑応答の時間になりました。英語での討論の中で聞き取れない部分もありましたが、質問してくださる教授の方々が言い直してくださり、フォローをして頂きながらお話をすることができました。また、コーヒーブレイクの際でも気さくに話しかけてくださる方もいらっしゃり、ISOPOWに参加された方々に助けられながら終えた国際学会となりました。ISOPOWでの時間は有意義な時間であり、この経験をこれからの研究活動に生かしていきたいと思います。

村上君の感想・・・私は学会当日まで「英語で発表するという不安」と「初めての海外への期待」でいっぱいでした。学会当日、私はショートプレゼンテーションのトップバッターでした。壇上に立つと、これまでの学内、学外の発表よりも緊張し、話し出せるかとても不安でした。しかし、一言目を発すると、その後は練習通り話すことができました。無事発表が終わると、ランチタイムやcoffee breakの時にポスターの前でいろいろな人に「good job!!」と言ってもらえ、参加してよかったと思いました。とても大変な一週間でしたが、学会参加者の温かさに感動し、とてもいい経験ができたと感じています。

梶原

Kondo

ポスター発表風景・近藤晧介君

 

Murakami

ポスター発表風景・村上文哉君

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