今年の秋は天候不順です。10月に入っても台風がやってきます。夏のように暑い日もあります。環境変化による皮膚の応答性を研究している私としては気になるところです。環境と皮膚ですが、最近、化粧品の分野では大気汚染物質の皮膚への影響に関心が高まっています。
大気汚染物質の最も身近なものは、やはりタバコの煙ですかね。タバコの煙を充満させたビニール袋になかにセロテープで剥離採取した角層を1時間入れておきました。角層タンパクが簡単に酸化されてしまいました(グリーンに光る蛍光が酸化タンパク)。タバコの煙、恐るべしです。
正木 仁
