ふつうは学バスだけど・・・
東京工科大学の八王子キャンパス(応用生物学部)へ来るための最も一般的な経路は,八王子駅か八王子みなみ野駅からの無料の学バスである。しかし,そんな日常に飽き足らない人は,ちょっと歩いてみるといいんじゃないかな。絹の道とか,まっとうな立ち寄りスポットもあるんだけど,もう少し生活感のある場所をご紹介をします!地図にアルファベットで記号を打ったので参考にしてください。
温泉,日帰り入浴施設
まず,紹介するのが,地図上にRG, RYの記号で示した日帰り入浴施設である。RGが1,000円くらい,RYが800円くらいで学生にはちょっと高いが,大学近辺に一人暮らしをしている学生には好評のようだ。ただし,RYが開店した時期に応用生物学部生がそこでアルバイトをしているという情報が教員に流れたため,学生に裸を見られるのは恥ずかしいという意識が働き,教職員の利用は少ない。いまも応用生物学部の学生がここでアルバイトしているかどうかについては情報がない。
戦国時代の城跡
地図のKJには室町時代に築城され,戦国時代まで使われていた城がある。といっても天守閣が現存しているのではなく,城郭のあとなど土地のデコボコが残るだけ。普通の応用生物学部の学生にとって行く必要のないところだが,桜の季節にここで花見をする研究室があったり,城跡にある沼や菖蒲園から実験で使う微生物を採取する研究室がある。
牧場アイスクリーム
応用生物学部の1年生を中心に,農業に関心がある人たちがサークル設立を現在準備していて,そのメンバーがIMの場所にある牧場見学へこの6月に行ったようです。乳しぼり体験とかバター作成なんかもできるところのようです。大学から歩ける距離のところに牧場があるなんて知らなかったです。
看板のない喫茶店
大学から御殿峠を越えてすぐの地図上PBの場所に喫茶店がある。営業しているのかしていないのか,店の外からわかりにくく,しかも,喫茶店であることすらわかりにくい。ヨーロッパの古城のようなたたずまい。一杯3000円のコーヒーなどのマニアックな品もあるが,実際には普通の喫茶店レベルの値段でお茶や軽食を楽しめる。いちど,外国からの客人をこの店のランチ営業に案内したことがあり,店員がきれいな英語を話す人でちょっと驚いた(が,アジア人には,そういうきれいな英語は通じないという別の問題があり,・・)。
実況中継のあるファミリーレストラン
大学にたぶん最も近いファミリーレストランがDN。以前,このレストランに入ったときに,誰かはわからないが,とにかく学生が店内にいて,「浦瀬先生ご来店です」「いま注文したようです」「・・・」と研究室にいる学生に対して実況中継をしていたようです。あまりにも詳細なレポートに,読むのが面倒になった研究室の学生が「浦瀬先生だってメシくらい食うだろう。静かに食わせてやれ」とピシャリと返信。とにかく,八王子みなみ駅付近のお店には誰がいるかわからない。教職員は学生のひとりひとりの顔を知らなくても,学生は教職員の顔を知っているので,変なことをすると(別に変なことをしていたわけではないが),すぐに実況中継されてしまいます。
応用生物学部・教授 浦瀬太郎