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宇宙の学校、今年も始まりました。―光り輝く1年生―

先端食品コースの阿部です。東京は梅雨真っ只中です。梅雨がない北海道で生まれ育った私にとって、この時期は一年で最も苦手な時期です。特に私は髪の毛が多くクセが強いため、この時期は非常に面倒くさく感じます。そんなジメジメの季節の中、私の心を癒してくれるのは、あの光り輝くお坊さんの頭!ではなく、魚!そう、イワシです!

イワシは魚へんに弱と書き、その名の通り、多くの魚に食べられ、水揚げされては鮮度落ちも早く、また、包丁など使わずとも手で簡単に捌けてしまい・・・(これ以上書くと、イワシがいじけてしまうので止めましょう)と、かわいそうで弱々しいイメージがあります。しかし、この時期のイワシは産卵を終えて、次の産卵に備えて栄養を蓄える時期に入ります。そのため、この時期に獲れるイワシは梅雨イワシとも呼ばれ、魚の王様と言われるタイやマグロに匹敵するほど美味しいのです。あの(私のお腹のように)丸々とした魚体を捌いて、お刺身にすれば、イワシ特有の旨味と香りにジューシーさが加わり、なんとも言えない至福の時を堪能できます。また、お刺身だけでなく、煮付けにしてもフワっとした身の中にしっかりと旨味が残り、ご飯のお供には最高です。(だから、この時期は太っても仕方ない!と言い訳にしています)他にもこの時期の魚で美味しいのは・・・と、こんなことを書いていると、この記事を読んで、お腹をすかして早弁をしてしまう方も出てきそうですから、ここまでにしておきましょう。(自分もお腹がすいてきました)

さて、本題に入りまして、八王子市教育委員会と東京八王子プロバスクラブが主催する「宇宙の学校」が今年も始まりました。「宇宙の学校」とは実際の宇宙に関することだけでなく、日常で起きている現象を実験や工作を通じて、近隣の子供たちに理解してもらうプログラムです。応用生物学部の1年生は毎年このイベントのお手伝いをしています。また、2年生、3年生数名も本イベントの手伝いに参加してくれています。第1回は6月10日(日)に行われ、子供たちと一緒にホバークラフトを作りました。子供たちに教える学生は午前中に工作の研修を受け、午後には子供たちやその御両親の先生になって工作を教えます。普段は我々の授業を聞いて「教わる」側にいる学生が、この日に限っては「教える」側になるので大変なところもあります。しかし、子供達に教えている間に学生はどんどん成長し、子供たちとも打ち解け、非常に有意義な時間を過ごせたようです(写真1、2)。

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写真1. 研修中の様子

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写真2. 工作指導中の様子

・・・どうやら、本題よりもまだイワシの話しが長いようですが、今回の宇宙の学校を通じて、午前中の研修時は人に教えることに対して自信がなく弱々しく見えていた1年生も、本番を通じてたくましく成長していくその姿はまるで梅雨イワシのように光り輝いているように感じました。と、オチもついたところ、お後がよろしいようで。

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