庭の木にできた黄色いメスフラスコの正体は?
| 固定リンク 投稿者: 応用生物学部スタッフ
数日前に、庭の伸びた枝を切っていると、その奥に枝から黄色いメスフラスコのようなものが逆さにぶら下がっているのを発見しました。しばらくすると、巨大なスズメバチが来て、下の穴から中に入っていきました。スズメバチの巣です!
ネットで調べたところ、夜になると、スズメバチは巣に戻っておとなしくしているらしいので、夜になったら、まず、粘土で入り口を塞いで、ビニール袋をかぶせて、巣が固定されている枝を切れば、スズメバチの巣のコレクションが手に入るはずです。
さて、夜になって、ネットで調べた情報を元に、完璧な装備で、スズメバチの巣に近づき、まず、丸めた粘土を巣の入り口に押しつけて入り口を塞ごうとしましたが、なかなか粘土が変形してくれません。そこで、少し力を入れて押すと、メスフラスコの筒の部分がぽっきり折れてしまい、スズメバチが、中から顔を出してしました。
ここは、一度退却して、作戦を正攻法に切り替えます。まず、殺虫剤を噴霧して、しばらくしてからガスバーナーであぶることにしました。ガスバーナーであぶると、予想に反して、一気に火がついて、あっという間にコレクションが消失してしまいました。
スズメバチの巣に限らず、メスフラスコのようなガラス器具は、無理な力を加えると破損してしまいますので、皆さんもガラス器具を扱うときには、気をつけましょう。写真は、研究室の前にできたスズメバチの巣?です。働き蜂が羽化した後は、危険度が増すようですので、近づかないようにしましょう。