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卒業生への手紙

3月20日。あいにくの雨模様で、この間までの暖かさがウソのように冬に逆戻りの天気でした。この日が、今年の卒業式。教員をしていて良かったと、一年で一番そう思える日です。卒業生の皆さんおめでとう!

思えば3年生の後期から研究室に配属になり、それから約1年半。あっという間に時間が過ぎてしまいましたね。研究室配属直後は、研究らしきものは殆ど何もできなかった皆さんが、それぞれ先輩について実験のやり方を4か月くらいかけて覚えました。真剣な表情で先輩の説明を聞いている皆さんを、私はよく覚えています。そして、だいたい実験を覚えた頃には先輩は卒業でいなくなってしまい、皆さん自身は就活が始まってしまいました。卒研を気にしながらも就活に明け暮れ、ようやく内定がもらえたと思ったら、いつの間にか季節は夏でした。卒研どうしよう!と、不安気な皆さんの顔が忘れられません。この人たちに本当に卒研ができるのかな?そんな不安が脳裏をよぎる毎日でした。

でも、夏休みをいつもより早めに切り上げて実験したり、私に相談に来たりして、次第にやる気を見せ始めた皆さんでした。前期の終わりには、卒研の中間発表会をそれなりに乗り切っていましたね。やればできるじゃん!私は嬉しかったです。一方、どうしていつもそうしないの!という気持ちも、正直、湧き上がって来ましたよ。

秋からは皆さん自分の研究への理解も進み、自分なりに色々工夫をするようになりました。データも揃ってきて、一端の卒論が書けそうな雰囲気が漂ってきました。もっと時間があったら、もっと良い研究になるのに・・・。そう思った頃には、卒論を書き始めないといけなかったですね。最終発表も立派に行いました。1年で英語の論文もそれなりに読めるようになりました。とても成長しましたね。

卒業式を終え、皆さんは社会に羽ばたいて行きます。私だけ大学に取り残されるような気がして少し寂しいのですが、実は私も30年前に皆さんと同じように大学から飛び立って行ったのです。今年は皆さんの番です。卒業しても研究室に遊びに来て下さい。先生は教え子が遊びに来るのを待っているものなのです。そして、立派な社会人になった姿を先生に見せてください。皆さん元気で!

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