将来について考えるのって、面倒くさい
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こんにちは。このブログに初めて投稿します、実験助手の赤澤です。私は1年生の履修科目である「生物・化学基礎実験」の運営に携わっています。この実験ではその名の通り、4年生で卒業研究を行う上で必要となる基礎的な実験操作や原理を学びます。
私はこの実験で行われる中和滴定が3年生までの学生実験の中で一番好きです。高校の化学でも学びますのでご存知の方も多いのではないでしょうか。本学の学生実験ではビュレットと呼ばれる実験器具を使用して、水酸化ナトリウム水溶液を酢やレモン汁に滴下していくのですが、終点に達したときに溶液が薄いピンク色に変わる瞬間を見極められた時なんて最高です(笑)。
この中和滴定はワインや酢など実際の食品製造現場においても、品質管理に使われている分析方法です。このように高校や大学で学んだ実験操作が企業の研究や品質管理の現場で使われている事例も多くあります。
突然ですが、皆さんはご自身の興味のある業種、職種についてどの程度ご存知でしょうか。その職業に就くために資格は必要なのか。学ぶべき分野は何なのか。業務はつらいのか。給料は高いのか。土日は休みなのか。
中には過去のブログにもありましたが、「製薬会社の研究者は薬学部出身者だけではない」など、調べてみると大学での学び方や将来の選択肢を増やしてくれるようなものもあります。
思い立ったが吉日という言葉もありますので、このブログを読んで「まぁ、そのうちね。」と思った人こそ是非、覚えているうちに(できれば今日にでも!)少しずつ調べてみましょう。
応用生物学部 実験助手 赤澤