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研究者のフリをする

ウン十年前の話です。

3年生まで専門科目を勉強してきた(つもりの)A君は、晴れて希望の研究室に配属になり、研究室の先輩と話をすると分からない言葉が飛びかっています。

 

「カステンにオスバン撒いて、30分してからスラントの菌をコルベンにシードしてね。」

 

カステン??

コルベン??

 

-どうも実験器具のようだが、専門科目でもならった覚えのない言葉でした。聞いてみるとカステンとは無菌箱、コルベンとは微生物培養用のフラスコのことだと後でわかりました。どちらもドイツ語のKasten (箱)、Kolben(フラスコ)からきているようで、研究室周辺でのみ使われる用語だったようです。

 

研究室に入るとそれぞれのカルチャーがあり、研究者の間でのみ通用する言葉を使うことで仲間意識も生まれます。また、研究室内で先輩や先生と話しながら卒業研究を進めることで研究に対する興味が無限に広がっていきます。実は私も志望とは関係ない学部に入ってしまって迷っていた時期がありましたが、気が付いたら「研究室」という場所にどっぷりつかっていました。

 

「先輩、このプロトコールは最後のTFのステップがどうしても律速になってしまいますね」なんて。。

 

なぜ大学に行くのかわからないと迷っている人もいるかもしれませんが、大学に入って高校とは違う経験をすることで目的を見つけるというのも「アリ」ではないでしょうか?

 

オープンキャンパスでは、色々な研究室のありのままを公開しています。是非、足を運んでみてください。バイオプロセス工学研究室では、微生物の研究をしています。

 

応用生物学部 松井

 

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