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2017年7月

イロドリガール(ボーイ?)を目指しませんか?

2017/07/27 | 固定リンク

『イロドリガールとは、イロについて学び、「色彩検定」合格の先にそれぞれの夢を叶えた女性たちのこと(色彩検定HPより)』だそうです。

 

応用生物学部の学生が目指している資格の1つに「色彩検定」があります。これは色に関する幅広い知識や技能を問う検定試験です。

私たちは普段「色」をキレイや好きなど感覚で表現することが多いと思いますが、色彩検定を目指し、色に関して学ぶと、以下のような職業にも活かせる実用性の高い能力を身につけることができます。

・ファッション関係(デザイナー、ファッションアドバイザーなど)

・美容関係(スタイリスト、メイクアップアーティスト、ネイリストなど)

・インテリア関係(家具デザイナー、インテリアコーディネーターなど)

・その他(グラフィックデザイナー、WEBデザイナー、カラーセラピストなど)

 

色彩検定には3級、2級、1級があり、試験は3級と2級が6月と11月の年2回、1級が年1回(1次試験11月、2次試験12月)です。

応用生物学部では、週に1〜2回ほど講習会を行っていて、今年は約40名が参加しています。これまでにこの講習会を受け、1級4名、2級26名の合格者が出ました。これからもたくさんの「イロドリガール(ボーイ?)」が応用生物学部から輩出されるといいな、と思っています。

 

 (学部では、色彩検定を始め、他にも資格支援の取組みを行っています。)

 

応用生物学部 中川

映像収録ロケをよく見かけると思っていたら、、、

2017/07/19 | 固定リンク

先端食品コースの西野です。

 

 本大学敷地内で生活していると、映画やドラマのロケ風景をよく見かけます。最近、インターネットを見ているとAERA dot.の記事に「ドラマや映画のロケ地になった大学ランキング」というものがありました(2017/7/4 更新)。それによると、本学は堂々の3位にランクインしていました(「大学ランキング2018」(朝日新聞出版)による)。なるほど、よく見かけるはずです。

 

ロケの現場では、たくさんの人が集まり、カメラが回るので目立ちます。ロケをすることは教員といえども、当日にしかわからないので、ロケ時やその後に「○○の収録があったらしい」との噂が流れてきます。

 

八王子キャンパスで収録されたことのある代表的なドラマには、「ブラックジャックによろしく」、「医龍」、「視覚探偵日暮旅人」があります。

 

「医龍」では「片柳研究所棟」が「L&P ホスピタル(LOVE and PEACE HOSPITAL」なる病院に変身しました。写真は上が通常、下が変身後の研究所棟の入口です。収録当日は、入口以外に1Fホールも受付に、2~3Fも病院らしく変身していました。

 

また、特撮では「仮面ライダー シリーズ」の実績が多いようです。八王子キャンパスで地球の平和を守ってくれています。

 

 テレビ番組だけではなく、2015年にはSKE48の「今夜はJoin us!」という曲のMVが収録されました。八王子キャンパスの片柳研究所棟の中に興味のある人は、このMVを見てください。歌っているところは、1Fのホールです。その他のショットにも見慣れた場所があります。オープンキャンパスに来られるかたがありましたら、その場所を探してみるのも面白いかもしれません。この収録は、夜に行われていて、私が帰るときに「何やら、すごいセットが組まれ、ピカピカ光っているぞ。これはただ事ではないな。」と感じたことを覚えています。

 

 このように、よくロケに使用される、きれいなキャンパスですので、オープンキャンパスや学園祭の際に是非御来学ください。ちなみに、これから八王子で開かれるオープンキャンパスは8月6日(日)、8月27日(日)、学園祭は10月8日、9日を予定しております。

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上:いつもの片柳研究所棟(片柳研究所、東京工科大 セラミック複合材料センター、バイオナノテクノロジーセンターの文字が見える) 下:わずか数時間で「L&P HOSPITAL」に変身した研究所棟

 

1年生頑張っています!

2017/07/14 | 固定リンク

先端食品コースの阿部です。

 

7月9日(日)に八王子市教育委員会と東京八王子プロバスクラブが主催する「宇宙の学校」が本学で開催されました。「宇宙の学校」とは実際の宇宙に関することだけでなく、日常で起きている現象を実験や工作を通じて、子供たちに理解してもらうプログラムです。

 

本学部の1年生はサービスラーニングの体験として、本プログラムに参加しています。普段、1年生は「教わる」側ですが、このプログラムでは、午前中に実験や工作に関する指導を受け、午後には来場した子供たちとそのお父さん(あるいはお母さん)にその実験や工作を「教える」側(先生)になります。人に何か教えるというのは、その内容をしっかりと理解し、相手に伝えなければいけないため、なかなか難しいものです。さらに、宇宙の学校では子供と大人両方同時に教えなければならず、コミュニケーション能力も求められます。

 

今回は「大気圧を体感する」と「熱気球を作って打ち上げる」といった内容で、BSの学生にとってはやや馴染みが薄く心配しましたが、学生たちは午前中の講習をしっかり受け(写真1)、午後にはその成果を十分に発揮してくれました。(写真2,3)本プログラムに参加した子供たちも大変喜んでおり、学生たちも教えることの難しさとそれをやりきった達成感を感じてくれたようで、双方にとって非常に充実した1日だったと思います。

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八王子市教育委員会の皆様、今度は「かまぼこの学校」の開催をぜひ工科大でしていただけるよう、期待しています!

太陽がまぶしい季節になってきました

2017/07/12 | 固定リンク

東京工科大学・応用生物学部、先端化粧品コース、光老化研究室の正木 仁です。

 

皆さん、太陽がまぶしい季節になってきました。サンケアーはしっかりしていますか? サンケアー製品のSPFとPAの意味は知っていますか? SPFはサンバーン(太陽によるやけど:赤くなるやつ)を防御する目安ですね。PAは、皮膚の老化を加速するUVAの防御についての目安です。

 

さて、太陽にあたると日焼けはしなくても肌の表面が酸化されていきます。正しくは、肌の表面にある角層細胞という細胞のタンパクが酸化されてカルボニルタンパクができます。

 

最近の研究では、カルボニルタンパクは肌の保湿機能を低下させることが分かってきました。酸化反応は肌にダメージを与えます。抗酸化剤ビタミンCやビタミンEを摂取して夏を乗り切りましょう。

Cp

 

ハワイが良かった・・・

2017/07/07 | 固定リンク

生命科学・環境コースの吉田です。先週(6/28-30)、東京ビッグサイトで開催されたBIO tech 2017に参加しました。BIO techとはバイオ関連企業や大学などが先端バイオ技術を一堂に出展する展示会です。本研究室からは癌のマーカーとなるメチル化DNAを簡単に測定する技術を発表致しました。

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ポスター発表では研究室の学生達にも発表して頂きました。専門分野が異なる人達に自分の研究を理解してもらうには、説明しながらその人の反応を確認し、話し方を変えていく必要があります。これは就職活動の際にも求められる能力です。ポスター発表には様々な業界の方が来てくれたので、学生達にとっては非常に良い経験になったと思います。

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このブログは面白いですね。多田先生がハワイに行っていること、柴田先生は黄色チームが好き、佐藤淳先生はカブト虫好き、ということはこのブログで知りました。私も2005年にハワイで開催された国際学会(Pacifichem 2005)に大学院生の時に参加しましたが、ハワイは楽しいですよ。この学会は5年おきに開催されるので、次は2020年です。つまり、現在の1, 2, 3年生が4年生、大学院生1, 2年生の時になります。3年後ハワイに行くために英語や研究を頑張る!というのもいいかもしれません。

 

ちなみに矢野先生はPacifichem 2015に参加されているようです(過去のブログ)。

学会発表です、決してバカンスではありません

2017/07/04 | 固定リンク

 

応用生物学部 植物工学研究室の多田です。

 

6月24から26日までアメリカの植物科学会に参加しました。会場はハワイです。下の写真は、会場のハワイコンベンションセンターとポスター発表の様子です。皆さんは学会というとネクタイとスーツでの発表を思い浮かべるかもしれませんが、リゾートでの学会は短パンとTシャツという参加者も多いです。ハワイではアロハシャツを着た参加者も多かったです。また、ポスター発表はビールなどを飲みながら口を滑らかにして行われます。

 

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Photo

 

ハワイは常夏で日差しは強いですが、日本より湿度が低いので過ごしやすく、風が吹いても何故か砂埃が舞い上がらない不思議で快適な空間です。食べ物もおいしく(高いですが)、またいつか学会が行なわれることを期待しています。国際学会は有名な観光地で行われることも多く、今回は学生を連れて行っていませんが、よい成果が出せれば学生でも海外で発表できますよ。

 

学会では30のテーマ(研究分野)に関する150題の口頭発表と約900題のポスター発表がありました。口頭発表は座長に招待された講演者だけですので、私はポスター発表を申込みました。しかし、ポスター発表者の中から座長が選ぶ短い口頭発表の対象(各セッションで1名以内、今回は計24名)に選ばれましたので、口頭発表も行いました。内容は、ソナレシバという耐塩性の強い植物のもっているカリウムトランスポーター(耐塩性に関与するカリウムを取り込むタンパク質)というタンパク質の機能についてです。この遺伝子を導入した植物はカリウムの吸収能力が向上することを世界で初めて確認しており、今回の発表ではこの点が注目されました。

 

多田    

 

 

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