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ケトン体革命―究極のアンチエイジング理論―

応用生物学部の佐藤拓己と申します。この度、エール出版社から「ケトン体革命」という書籍を出版することになりましたのでお知らせいたします。4月16日発売ですが、既にアマゾンにはサイトができております。もし興味がございましたら御一読していただければ幸いです。

 

「ケトン体革命」佐藤拓己 エール出版 2016年4月16日初版

「不老不死」は全人類の夢である。しかし現在まで「不老不死」はおとぎ話の話題である。それでも「アンチエイジング」という言葉は、不老不死の夢を受け継ぐものである。アンチエイジングの作用を持つ分子があれば、すぐにでも欲しいと思いは全ての人に共通のものである。

 アンチエイジング分子は認知症、ガン及び糖尿病という3大疾病に効果がある。さらに安全である。ついでに肥満を抑制する。

 このような分子など夢物語とあきらめる必要はない。実のところ、このような分子は既にみつかっている。しかもそれは私達の身体の中にもとから備わっている。

 「ケトン体」と呼ばれるものだ。

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問題はどのようにしてケトン体の濃度を上げるのかということである。本書は著者自身が実生活で試した具体的な方法だけを述べた。その方法を試したその日から私の人生は一変した。ケトン体はそれほど素晴らしいものだ。だからこそ私はこの本の名前を「ケトン体革命」とした。

アンチエイジングの具体的な方法に興味のある方は最初に第3章から読まれることをお勧めする。ケトン体の理論的なことなど知らなくとも、第3章の方法を採用すれば、アンチエイジングの効果はある。

第1章では、「ケトン体」が認知症とうつ病を予防する分子であることを述べた。これはケトン体が、ブドウ糖と比較してエネルギー効率がはるかに高い、「スーパー燃料」であるからである。

第2章では、「ケトン体」の濃度を持続的に増加させる機序を説明した。その際「ケトン体」を抑制する分子である「インスリン」の理解が必要になる。

第3章では、私が3年間自身で試して有効性が間違いないと確信できる方法を紹介した。実生活において最も簡単にケトン体を持続的に増加させる方法である。またオッサン体型からアスリート体型へ「体型を変える」ための具体的な方法でもある。

また第4章では、ホモサピエンスは、ケトン体をエネルギー基質として使用していたが、エネルギー効率の悪いブドウ糖へ変えていった経緯を歴史的にみることにする。

「目次」

はじめに

人類の夢=アンチエイジング

本書の構成

第1章 ケトン体革命理論

1-1:ケトン体との出会い

1-2:ケトン体は薬剤より優れている

1-3: ケトン体のシナプスでの役割

1-4: ケトン体とうつ病・認知症

1-5:ケトン体=スーパー燃料

1-6:ケトン体革命とは何か?

1-7:ケトン体革命理論

1-8:ケトン体の脳での役割

1-9: インスリン=ケトン体の抑制分子

1-10:ケトン体システムとブドウ糖システム 

第2章 ケトン体革命の背景

2-1: ケトン体=アンチエイジング分子

2-2:ケトン体の科学的背景

2-3:ケトン体の抗ガン作用

2-4:ケトン体の抗糖尿病作用

2-5: ケトン体のためのインスリンの理解

2-6:ケトン体とインスリンスパイク  

2-7: ケトン体とブドウ糖スパイク

2-8: ケトン体と老化学説

第3章 マイナスのアンチエイジング

3-1: 低血糖症が契機となった

3-2: マイナスのアンチエイジングの提案 

3-3:  マイナスのアンチエイジングの実施(食事)

3-4:  マイナスのアンチエイジングの実施(運動)

3-5: マイナスのアンチエイジングの結果

3-6: ケトン体からマイナスのアンチエイジングを見る

3-7: 新たなエネルギーバランスの提案

3-8: カロリー制限と糖質制限

3-9: ブドウ糖の負の連鎖の切断

3-10: ココナッツオイル

3-11: ビタミンC

第4章 ケトン体システムを歴史的に見る

4-1: 農耕以前 

4-2: 農耕の開始 

4-3: 砂糖のプランテーションの開始

4-4: 砂糖の生理学的な影響 

4-5: 矮小小麦の栽培の開始

4-6: 20世紀のアメリカからの教訓

4-7: 肥満の方程式

4-8: 21世紀の日本の不安=低血糖症

4-9:一利を興すは一害を除くに如かず

記:2016年3月8日

佐藤拓己研究室へのリンク


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