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2015年8月

東京工科大学の先輩からのメッセージ(2015年その4)

東京工科大学の先輩からのメッセージ(2015年その4)
みなさんの高校を卒業して東京工科大学応用生物学部と大学院で活躍している先輩の近況を今年も紹介します。今日は2015年の第4回目です(環境関連)。
過去のメッセージも是非見てみてください。
みなさんの先輩たちが卒業研究や修士研究で行った内容、サークル活動などの大学生活についての情報や就職先などを知ることができます。後輩のみなさんへのメッセージもあります。
クリックするとPDFファイルが開きます。
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【環境関連】
水環境工学(浦瀬太郎)研究室
上條憂紀 株式会社 環境管理センター

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第9回 高校生のための応用生物実験講座

先日、都立高島高等学校、都立山崎高等学校の学生を対象とした、高校生のための実験講座「DNA実験」を開催しました。実験ではDNAの制限酵素による消化、リガーゼによる連結反応、アガロース電気泳動での解析という内容で行いました。
講師は、バイオテクノロジーコースで遺伝子組換え技術を用いた創薬研究をおこなっている佐藤淳教授です。
そして、佐藤研究室(生物創薬研究室)に所属している大学院生がTAとして、実験のフォローをしました。

Jikkenkouza9_1

まずは、ピペットマンの使い方の練習です。
高校では、ほとんど使ったことがないということなので、しっかりと練習をしました。
m(ミリ)、μ(マイクロ)、n(ナノ)とは・・・?? 
3μLとは、どのくらいの量なのか???
実際にピペットマンを使って、量を目で見て確認をしました。

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ピペットマンの使い方をマスターしたところで、実際にピペットマンを使ってサンプルの調製をしていきます。

Jikkenkouza9_3

サンプルができたら、高校生では普段目にすることのないサーマルサイクラーという機械を使って、サンプルを反応させます。

Jikkenkouza9_4

あらかじめプログラムの設定がしてあるので、ボタンを押せば、37℃で30分、80℃で5分と反応が始まりました。
その後、アガロースゲルを作製しました。電子天秤やメスシリンダーを使い正確に量りとりました。

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電気泳動をします。作製したアガロースゲルの小さいウェルの中にサンプルを入れました。

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電気泳動後、ゲルの写真を撮影しました。
各サンプルがどのようになったのか、先生やTAとともに考えました。
DNAが制限酵素によって切断され、さらにリガーゼによって連結されたという結果が得られました。

Jikkenkouza9_8

その後、高校ではあまり使わない片対数グラフを使って、検量線を作成しました。そこから実際にDNAの大きさを出し、理論値と実験値との比較をしました。
生物の授業で勉強している内容を、教科書の中でだけでなく、実際に目で見て、手でやってみることで、勉強した内容の理解や実験の楽しさを学んでもらえたのではないかと思います。今日一日で基本的な実験操作をしっかりとマスターしました。
応用生物学部では、高校生を対象とした実験講座を随時実施しております。ご興味ある方は、ご相談ください。

岸 千紘

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2015年8月9 日(日)のオープンキャンパス

2015年8月9日(日)に行われる応用生物学部のオープンキャンパスの内容です。
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学部説明
■時間:10:20-10:40, 12:20-12:40
■場所:片柳研究所 4F E403
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模擬講義1
プラナリア再生遺伝子 (医薬品コース /杉山友康教授)
プラナリアは切っても切っても再生する動物です。その謎に迫る研究例を見て、君も研究を立案しませんか。
模擬講義2
組換え植物を理解しよう (生命科学・環境コース / 多田雄一教授)
組換え植物(食品)は不安ですか?使われている技術や安全性と夢のある研究例について解説します。
■時間:10:40-11:20
■場所:片柳研究所 4F E403
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研究室紹介 
3年夏以降に各研究室に配属された学生は、さまざまなテーマで研究を行います。それらの研究のおもしろさを紹介します。
■時間:10:00-16:00
■場所:片柳研究所 2F、3F、4F、5F
[生命科学・環境コース]
■環境・食糧と植物バイオ
塩や乾燥に強い植物、空気をきれいにする植物などを材料に植物の力を科学しています。<『植物工学研究室』:片柳研究所 2F KW202教室>
■新しい微生物でエコに貢献
微生物や微生物の持つ機能は私たちの生活に見えないところで役立っています。そんな微生物の見つけ方、性質について説明します。<『バイオプロセス工学研究室』:片柳研究所 2F KW206教室>
■バイオ分野で活躍するナノテクノロジー
バイオナノテクノロジー技術を利用したナノ材料、ナノ計測、ナノ加工の研究や細胞工学の研究内容を紹介します。 <『バイオナノテクノロジー研究室』:片柳研究所 4F KW415教室>
■「遺伝子組換えのキホン:DNAを見る!」
簡単かつ重要な遺伝子組換え技術を体験しましょう!透明な液体からDNAがフワッと現れますよ!<『応用生体科学研究室』:片柳研究所 5F KW503教室>
[医薬品コース]
■RNAを応用した薬の開発
遺伝子と同じ配列のRNAは分子標的薬になることができます。これを応用して癌に効くRNAを作ろうとしています。<『機能性RNA工学研究室』:片柳研究所 5F W505教室>
■DNAの電気泳動を体験しよう!
バイオ医薬品研究の基本であるDNAの電気泳動を行って、DNAを観察してみよう!<『生体機能化学研究室』:片柳研究所 5F W506教室>
[先端食品コース]
■応用微生物学って、何?
食品製造や廃水浄化などに利用される身近な微生物を観察します。<『応用微生物学研究室』:片柳研究所 3F W304教室>
■紅茶の香りを評価する
 紅茶の香りのセンサリー評価(人の感覚で評価する)実験にチャレンジしてみましょう。<『食品フレーバー科学研究室』:片柳研究所 3F KW306教室>
[先端化粧品コース]
■毛髪ダメージのチェック
毛髪専用のビデオマイクロスコープで自分の毛髪ダメージの状態を見てもらい、ヘアケアへの関心を高めてもらいます。<『皮膚生化学研究室』:片柳研究所 2F KW204教室>
■角層細胞が語る肌の状態
肌に最も外側にある角層細胞は、肌の内部の情報を持って外側に上がってきます。角層細胞を顕微鏡で観察して肌の状態を診断します。<『光老化研究室』:片柳研究所 3F W302教室>
■ダメージヘアや細胞を見てみよう
線維芽細胞・がん細胞などの培養細胞や、皮膚角質・口腔粘膜細胞・毛髪などの来場者細胞を顕微鏡で観察してもらう。<『細胞制御研究室』:片柳研究所 5F KW508教室>
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学部コース紹介
応用生物学部の教育・コース内容などを動画で紹介します。生命科学・環境、医薬品、先端食品、先端化粧品の4つのコースについて、それぞれの特色や学習内容を紹介します。学習内容だけではなく、どんなキャンパスライフを送っているのか、在学生のスタッフが質問にお答えします。
■時間:10:00-16:00
■場所:片柳研究所 1Fバイオホール
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教員による相談コーナー
入試、大学の学び、就職等について教員が質問にお答えします。
■時間:13:00-16:00
■場所:片柳研究所 1Fバイオホール
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全体スケジュールはこちらを参照してください。

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