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先端化粧品科学シンポジウム開催報告

すっかり秋も深まり、キャンパスの銀杏並木も綺麗に色づいています。美しい晩

秋の景色を研究室の窓から見ながら「さて、このブログで何か報告しようとずー

と思っていたことがあったはずで・・・。はるか前のことになってしまった何か

が・・・」思い出しました。

825日に蒲田キャンパスで開催された、応用生物学部化粧品コース主催のシン

ポジウム「先端化粧品科学シンポジウム–皮膚・毛髪科学の新展開–」のご報告で

した。

なんと2ヶ月以上の遅れで、関係者の皆様、誠に申し訳ございません。時間を巻

き戻して、残暑厳しい8月の末の報告でございます。

化粧品コースでは、化粧品の最新技術トピックスや基礎技術を紹介する「セミ

ナー」を、企業の方々をお招きして毎年開催しております。規模も年々拡大して

きたので、今年からはシンポジウムという位置づけで開催されることになりまし

た。今年のメインテーマは「毛髪科学」です。

毛髪に関する化粧品技術としては、シャンプーなどの洗浄・美髪、スタイリング

やカラーリングなどのメイクアップ、そして抜け毛・薄毛が3大テーマです。

抜け毛・薄毛は、このブログを見ている高校生の皆さんには直近の問題ではない

かもしれませんが、「お父さん、お爺さんを見ると・・・」と暗い気持ちになる男

子もいることでしょう。また、女性の薄毛も年齢を重ねると悩みになってきます。

私の祖母も薄毛を悩んでいたのか、カツラを首だけのマネキンに載せて部屋の隅

に保管していました。幼かった私はうっかりそれを見つけて、恐怖のあまり泣き

わめいて失禁したそうです。

さて、本シンポジウムでは、今年から赴任された、今村亨教授と岩渕徳郎教授と

が、それぞれ毛の成長の遺伝子レベルでの解説と、女性男性の薄毛の違いと育毛

剤開発についての技術説明をおこないました。

また、外部講師としてして、花王(株)ヘアケア研究所の香原武史先生に、髪の

ダメージ実態とケア技術の最新のトピックスを紹介していただきました。

招待講演をお願いした元資生堂の中村淳先生には化粧品市場の成長が著しい

ASEAN・東南アジア諸国の化粧品規制に関する実情を解説していただきました。

充実した内容だったことで、会場が満員になるほどの約160名の方々に参加いた

だきました。


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シンポジウムの後半は、応用生物学部化粧品コースの研究室の大学院生・学部生

による、研究のポスター発表をおこないました。日々おこなっている研究を、自

分の言葉で詳しく説明できますので、学生もハッスルして時間いっぱいまで企業

の方との熱いディスカッションが繰り広げられました。 

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化粧品科学シンポジウムは来年も同時期に開催いたします。参加はどなたでも歓

迎なので、ぜひホームページをチェックして下さい。

 柴田

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