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都市河川の薬剤耐性菌

応用生物学部の浦瀬太郎教授と大学院生らは、抗生物質や合成抗菌剤が効かない「薬剤耐性細菌」が、都市河川においても多く存在することを、多摩川での現地調査などから明らかにしました。

秋川や高尾山、小河内ダム放流水などの上流には、基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ産生菌と呼ばれるタイプの薬剤耐性菌はほとんど存在しませんでしたが、都市部を流れる区間では多く存在していました。

水環境中の薬剤耐性菌の由来について確かなことは言えません。また、薬剤耐性遺伝子が病原細菌に移って、治療の困難な感染症に発展する可能性があるのかについても、明らかではありません。しかし、切り札的な抗生物質については、使用用途を限定するなど、薬剤耐性菌の発生を抑制し、人類が発見した宝物とも言える抗生物質の有効性を温存することに社会がもっと取り組む必要があることを、本研究は提起しています。

この成果は、201311月に開催される土木学会「環境工学研究フォーラム」において発表予定です。また、読売新聞など多数のメディアで報道されました。

プレスリリース

http://www.teu.ac.jp/press/2013.html?id=274

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