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応用生物学部とマンガ

理系の大学の先生と聞くと「白衣を着て、なにやら難しい英語の書物を読んでいる」イメージがあるかもしれません。しかし、たまにはマンガを読む時もあります。というのも、最近のマンガは昔と違ってジャンルが豊富で、それらの中には応用生物学部に関係するマンガもあるからです。

私の研究分野である微生物では「もやしもん」が有名です。写真のように私の研究室にもコミックスとともにキャラクターのヌイグルミがあります(注:私が買ったのではなく、研究室の学生が持ってきたものです。ちなみに黄色はカビで青色は酵母です)。この作品は大学で発酵食品をつくる話ですが、その中で行われる説明はなかなか難しく「こんなに細かく説明してわかるのかな?」と思えることも多々あります。みなさんも読む機会があれば、わからない事柄を調べてみましょう、良い勉強になります。

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この作品のほかにも「美味しんぼ」、「喰いタン」では食品に関連した知識、「JIN-仁-」ではカビがつくる薬(ペニシリン)が活躍します。また、「銀の匙」は農業高校が舞台です。あの「ゴルゴ13」でも依頼内容によってはバイオテクノロジー、食糧問題などで発生したトラブルを主人公であるデューク東郷が愛器アーマライトM-16から放った一発の弾丸で見事に解決します。このほかにも「夏子の酒」、「動物のお医者さん」、「おせん」などが応用生物に関係のある作品として思い出されます。

私の高校の同級生に医学部志望のきっかけが『手塚治虫先生の「ブラック・ジャック」を読んだから』という人がいました(本当に医者になってしまいました)。今日紹介したようなマンガを読むことで生物に興味を持ち、生物系の分野に進んでくれる人がいたらいいなと思います。

最後に念のために言っておきますが、私はマンガばかり読んでいるわけではありません。誤解されそうで心配です。

西野


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