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工科大のマングローブに種子が!

みなさんこんにちは。

応用生物学部の多田です。

私はマングローブという海水でも育つ植物を材料として、塩に強いメカニズムを遺伝子レベルで解明しようと研究しています。

マングローブの種子は沖縄から採取してきたものですが、研究所の地下にある気温25℃、湿度70%の部屋でたくさんの蛍光灯の光で育てています。

Ohirugi_tree

写真は8年ぐらい前に採取した種子から育った木です。

この木に3年位前から赤い花(じつは赤い部分は花弁ではなくガクですが)が咲き出しました。

Flower

種子(実)がなることを期待していましたが、全くならないのであきらめていましたが、今日見たら床にひとつだけ種子が落ちていました。いつの間にか実っていたようです。

沖縄では20cmくらいにはなるのですが、今回実った種子は10cm程度でした。しかし、初めて実った種子ですのでとてもうれしい気分になりました。何かいいことがありそうです。

大事に育ててみようと思います。

Seed1

このマングローブ(オヒルギ)の種子は胎生種子と言って、木の上で「発芽」して写真のように大きくなってから赤いガクが取れて落下します。落ちた時にうまく土に刺さると下部から根がでて、上部の頂上から芽が伸長してその場所で成長を始めます。刺さらなかった種子は波に運ばれて、うまく固定された土地で成長することになります。

なんとなくロマンチックな植物ですね。

もっと種子ができることを期待しています。

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