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最近、つらつら考えること

 最近、地球環境が少しずつ変化していっているのではないのでしょうか。太陽の黒点の減少による地球の低温化、地震の多発、集中豪雨などです。また、人間が引き起こした地球環境の変化としては、CO2ガスの増加による地球温暖化や、フロンガスの放出による北極、南極でのオゾンホールの出現と拡大があります。

私は長い間、化粧品業界に身を置き、ヒトの皮膚について研究してきました。特に、太陽光線との関係について研究を行ってきました。太陽光縁の中で紫外線は、ヒトの皮膚にあたるとビタミンD合成を促進するというような有益な作用もありますが、作用のほとんどは有害なものです。

まず、日焼け(サンバーン)を起こします。その結果は、メラニンの産生が高まり皮膚が黒くなります。このメラニンはヒトの皮膚を紫外線の害から守りために、ヒトが作り出す天然の紫外線防御物質です。その証拠に、紫外線が皮膚の細胞にあたると核の中のDNAに傷が入ってしまいます。メラニンはDNAを守るように細胞の核の上側、つまり、紫外線がやってくるところに移動していきます。これは、核が帽子を被っているように見えるので、メラニンキャップとも呼ばれています。そのDNAの傷は自然に修復されていくのですが、その傷がいつまでも残ると、細胞の機能がおかしくなり皮膚の老化が早まったり、皮膚癌ができたりします。

最近、ある講演会で講演をしました。その後、一人の女性が来られました。その方はある病気にかかっておられ、その治療をしているとのことです。その治療の副作用として、太陽にあたると日焼けしやすくなり、皮膚が異常に乾燥があるそうです。こんな副作用があるとは全くこれまで知りませんでした。この病気に罹っておられる方は、世の中にたくさんいらっしゃいます。

 その方の相談は、どのようなスキンケアをすればよいか?サンスクリーン剤はどのようなものがよいか?でした。

 ここで、最近考えることは、「人生一度きり、何か世の中のヒトのためになることをしていきたい」ということです。

病気の治療の副作用で皮膚にトラブルがある方たちのために何かできないかということを考えるようになりました。一人では何もできないかもしれませんが、ネットワークを広げ、いろいろな方たちの力をかりて、その方たちの皮膚トラブルを改善することが、この分野で自分に課せられた使命のような気になっています。

正木 仁

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