研究紹介の更新(食品フレーバー科学研究室)
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食品フレーバー科学(高柳勉)研究室の研究紹介が更新されました。
以下が新しい研究紹介のアドレスです。
2012/09/25 | 固定リンク
先日、岩手県陸前高田市にある「奇跡の一本松」が保存処理のため切り落とされる、というニュースがあり、その中で、松の先端が切断された瞬間の写真がありました。一連の作業の中のほんの一コマではあり、また修復のためとわかってもいるのですが、その周りの風景が思い出されて松とオーバーラップし、なんだか心が痛みました。
バスから撮った「奇跡の一本松」
私は今年の3月3日に陸前高田市にボランティアに行き、まさにこの「奇跡の一本松」を見てきました。震災から1年が経っても復興の兆しは全く感じられず、相変わらず絶望的な光景が広がっていた中、この松が津波に耐え抜いて1本だけすっくと立っている姿は、不謹慎かもしれませんが神々しさすら感じました。まさに「奇跡」の姿で、絶対に何かのメッセージを伝えるために残ったのだ、と思わずにはいられませんでした。修復を経てずっと残しておいてもらいたいと思います。
陸前高田市を含め、昨年から今年にかけてボランティアや旅行で東北を5回ほど訪れましたが(2011年6月4日の本ブログご参照)、テレビで見るよりもやはり自分が実際に行って作業したところの印象は強く、今でも折りにつけ「あそこは今どうなっているのかなあ」と考えます。残念ながら新聞やテレビが伝える姿は、あまり復興が進んでいない現状の方が多く、悲しくなりますが。
お世話になったボランティアセンター
震災から1年半がたち、私も含めて都会では、次の地震に対する危機意識はあっても東北の方への思いはなんとなく薄れていっているような気がします。私もなにかができるというわけではありませんが、今でも大変な思いをされている方々がたくさんいらっしゃいますので、少なくともそういう方々へ思いを馳せることだけは忘れないようにしたいと思います。
矢野和義
2012/09/12 | 固定リンク
現在の中華人民共和国(中国)の人口は約13億人で、日本の人口のおよそ10倍です。そのうちの化粧人口(化粧をしている人数)は日本の2倍です。また、中国の化粧品市場は毎年15~20%の急成長を遂げていますので、10年後にはおよそ2500億元(3兆円)になると予想されます。日本の化粧品市場は約1兆円ですから、3倍の規模になると試算されます。このように、中国化粧品市場は今後も成長することが確実視されており、化粧品科学の教育を受けた学生の需要(就職先)は多く、各地で化粧品科学の教育や研究に力を入れてきています。本学の先端化粧品コースは、日本での化粧品科学の体系的教育のパイオニアとして2007年に発足し、日本全国のみならず、中国からも優秀な学生が化粧品の設計・製造や有用性・安全性について学んでいます。
(前田憲寿)
図1. 江南大学正門
門の遥か遠くに見える建物が大学校舎のひとつ
図2. 招聘講演
図3. 上海の夜景
2012/09/11 | 固定リンク
オープンキャンパスは,大学への進学を考えている方々に大学の本当の姿を知ってもらうという目的で「本来は」開催されています。でも,そんなオープンキャンパスに隠れた機能があることに,最近,気付きました。
卒業した社会人は,大学院に進学した友人や研究室の後輩を捕まえて話をしたいと思っても,平日に大学に来ることはなかなかできません。仕事があるのだから当然です。土日に大学に来てもよいのですが,研究室に人がいるかどうかは,わかりません。ところが,土日に来ても,確実に友人や後輩に会える方法があるのです。それが,オープンキャンパスの日。
オープンキャンパスでどの研究室が公開予定かは,大学のホームページからわかるので,その予定表を見ると,自分の出身研究室の公開日がわかります。
研究室を訪ねてくれる本当の理由は,単なる義務感だったり,大した目的もないのかもしれないですが,卒業生が来てくれるのは,大学の先生にとってどこかうれしいものです。
写真:オープンキャンパスの研究室公開(模擬実験)の準備風景
浦瀬太郎
2012/09/10 | 固定リンク
東京工科大学応用生物学部では、化粧品業界の研究者や人事担当者をお招きして、本学の化粧品コースと研究成果を紹介するための「化粧品科学の最先端」セミナーを9月7日に開催しました。化粧品業界を中心に、40社から62名の参加がありました。
応用生物学部は八王子にありますが、参加者の交通の便を考えて蒲田キャンパスで実施しました。
はじめの斉木学部長のあいさつに続いて、柴田教授によるコースの紹介がありました。化粧品コースの講義内容や実験内容、卒業研究について詳しい説明があり、企業の方も化粧品コースの卒業生がどのような知識や技術を習得しているかについてよくお分かりいただけたと思います。
その後、藤沢先生の講演「化粧品における抗酸化戦略」と前田先生の講演「特許・論文からみた機能性化粧品の技術と日中化粧品交流」が行われました。
講演会終了後は懇親会が行われ、講演内容へのご質問に加えて、多数の企業様から共同研究の提案や卒業生を採用したいというお話をいただきました。
本セミナーは来年度以降も行われる予定で、今後は学生による研究成果の発表も検討しています。その発表を通して採用につながるようなことがあるかもしれません。このような活動を通じて、産学連携や学生の採用につながっていくことを期待しています。
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