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新入生へのお祝い

2011/04/13 | 固定リンク 投稿者: 応用生物学部スタッフ

新入生のみなさん、東京工科大学、応用生物学部への入学おめでとうございます。
応用生物学部の教職員を代表して皆さんの入学を歓迎いたします。

学生生活を始めるにあたって、学部長の立場から皆さんに一つメッセージを伝えたいと思います。それは「何か一つ目標を持って生活をはじめていただきたい」ということです。これは大きな目標であっても、小さな目標であっても構わないのです。例えば、高校時代に剣道をやっていた人であれば、剣道2段とか3段とかを目指すというのもよい目標でしょう。また、陸上の短距離が得意な人であれば、11秒を切るというのはかなり大変な目標です。もちろん勉学のほうでも目標を持ってがんばってください。例えば、自分は遺伝子に関しては何でも知っている、地球温暖化に関してなら任せてくれ、なんていうのもいいかと思います。

もしまだ何も考えていない場合の私からのお勧めは、実用英語のTOEICで頑張る、というものです。
東京工科大学では英語が苦手という人がかなり多くて、英語はチョットという人もいるかと思います。TOEICは、言ってみれば皆さん方が外国旅行するときに役に立つ英語で、受験英語とは違うものです。英会話中心の役に立つ英語というわけです。
私がこれを勧めるのは、これからは英語が重要になるという理由とは別に、就職に大変有利に働くからです。TOEICで600点くらいとれば就職にはかなり有利になります。外資系で、英語が必要な職場に限りません。それはどういうことかというと、もし皆さんが英語が必要だと感じて、そのために努力してあるレベルに到達したとします。これは社会の側から見れば、皆さんが、自分のお金と自分の時間を使って、自分に必要な能力を身につける人だと判断するからです。
社会に出て働くということは、言われたことをただやればよいというわけではありません。この職場では何が必要か、そのためには何をしなければならないか、そのためには自分はどのような能力を身に付けなければならないかといったことを日々考え、それに向かって、研鑽を積む毎日となります。こういう意味から、TOEICの点数が高い人は、企業としてはこの人は使える人だという評価を与えるわけです。
したがって、頑張るのは何もTOEICでなくともよいということになります。そこで最初のメッセージである「何か一つ目標を持って生活をはじめていただきたい」ということに戻るわけです。
入学式で学長は大学の役割のひとつに「社会に出る時のための準備である」ということをおっしゃっていましたが、この「目標を持って、生活する」ということはまさに社会に出るときのための重要な準備となるわけです。
皆さんの健闘を期待します。

(応用生物学部長 齋木 博)

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