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卒業研究審査会の周辺

2月10日に卒業研究審査会がありました。

この審査会は,昨年の冬から1年かかってやってきた卒業研究の内容を学生が発表するもので,卒業論文の指導教員の他,何名かの先生が審査にあたる審査会です。審査は公開なので,2年生や3年生が会場に来て,来年の自分,来々年の自分の予習をしている姿も目にします。学生1名あたり,発表の持ち時間は7分でパワーポイントを使って発表し,その後,質疑に入り,先生方からの厳しい質問やら,なごやかな質問やらに答えることが求められます。

卒業研究審査会は,学生にとっては,1年間の成果を問われる場であり,大学生活の締めくくりとなるもので緊張するものです。学生に指導教員の気持ちにまでなれというのは,なかなか難しいでしょうが,卒業研究審査会というのは,学生が審査される場であると同時にその研究を指導した先生も審査される場なのかもしれません。私は審査会の質疑応答で,自分の研究室の学生の応答には口を挟まないのを原則としていますが,学生の一言一句に「そういう応え方じゃなくて・・」,「そうそう,いいよ」とか,心の中では結構ドキドキしています(が,顔では涼しい状況を装うのが,教授の威厳)。

発表会の後は,大学から徒歩2分ほどで行ける「峠の○○」(固有の店を宣伝するのを控えるため,○○とした)で,研究室の学生とお疲れ様会をしました。大学から近い店なのに意外とここは使われない穴場の店です。高校生の飲酒はいけませんが,卒業研究は20歳以上なので,少しのアルコールは,お許しいただきたいところです。とはいっても,たくさん酒を飲んで泥酔するような人はいません。そういえば,研究室の学生同士が,普段,誘いあって行く店も,「のむ」というよりは,「食べる」系が多く,デザート食べ放題なども主として「男子」学生に人気がありますが,男性だけで行くのは気が引けるらしく,研究室の女性陣がたまに渋々,同行してあげているようです。甘味系学生が増加中かもしれません。

最後に,卒業研究審査会のパワーポイントのスライドから1枚写真を載せて終わります。暖かい排水が流れる河川では,礫に付着した珪藻の種構成も安定で,この写真の種(おそらくGomphonema)が1年を通して優占しているようです。水質というと化学成分ばかりに目が行きがちですが,生態系への影響では水温も重要なのです。 (浦瀬太郎)

Fig1

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