▲ ページトップへ

新学期が始まってもうじき1月になります

応用生物学部 秋元です。

 

新学期が始まってもうじき1月になります。新入生のみなさんにとっては大学に慣れ友達も増えて大学生活が楽しくなり始めるころかと思います。大学の4年間は長いように感じるかもしれませんが、あっという間に過ぎてしまいます。勉強、サークル活動、遊びなど、限られた時間を大事に使って楽しく充実した学生生活を送ってほしいです。大学は、楽しもうと思って積極的に行動すると非常に楽しい場所にすることができますが、なにか楽しい事が起きるんじゃないかと期待して待っていても何も起きない場所でもあります。積極的に行動して楽しい大学生活を送って下さい。来週からG.W.です。もう予定は立てたでしょうか?

 

話は変わりますが、写真は、私が担当する1年生の授業の「生物・化学基礎実験Ⅰ」の様子で、約30人が一度に実験をしています。男女比は1:1くらいで、みなさん楽しそうに実験をしています。白衣の真新しい感じが1年生らしく初々しいです。実験が楽しいという気持ちを、4年生になるまで失わずにいてほしいと思います。

Dscn3922_2

 

冷やし中華始めました!


皆さん、こんにちは。生命科学・環境コースの吉田です。おっと、タイトルを間違えました。正しくは、Twitter始めました!です。一昨日から応用生物学部公式Twitterを始めましたので、ご興味があるかたは是非フォローをお願いします(ユーザー名は@bs_tut)Twitterでは応用生物学部の最新の研究成果などを発信していく予定です。

 

さて始めるといえば、4月ですよね。都心は桜が散り始めましたが、八王子キャンパスの桜は今が見頃です。この桜を見ていると、何か新しいことを始めたくなります。個人的には今年はこれまでと違う領域の研究を始めたいと考えております。私の主な研究テーマはガンを簡単に診断する方法を開発することですが、今年は抗ガン剤になる分子を作る研究にチャレンジしたいと考えています。

 

応用生物学部には医薬品コースというバイオ医薬品を開発する研究を主に行っているコースがあります。バイオ医薬品とは市販の風邪薬のように全身に行き渡って色々な所に作用する薬ではなく、ガンであれば、ガン細胞だけを殺す効果を持った薬です(主にタンパク質や核酸で構成されております)。現在、世界中で売れている薬の上位20品目の内、約半分はこのバイオ医薬品であることからも非常に注目されております。

 

医薬品コースの教員は製薬会社出身の方が多いので、医薬品コースの教員と共同研究でガンを対象としたバイオ医薬品開発にチャレンジしたいと考えております。私の夢は自分で開発したガン診断方法でガンを超早期に診断し、自分で開発したバイオ医薬品でガンを治療することです。大きすぎる夢かもしれませんが、チャレンジしなければ何も始まりません。皆様もこの4月から是非何かにチャレンジしてみてください!

 

吉田

 

170413__2_2

 

2017年度入学式(2017年4月4日)

201744日、蒲田キャンパスの新しい施設・片柳アリーナ(巨大な地下ホール!)で入学式が行われました。

 

新入生の皆さん、よく学び、友人をたくさん作って、充実した大学生生活を送ってください!

 

Photo

 

Photo_2


2016年度卒業式(2017年3月23日)

2017323日、八王子キャンパスの体育館で学位記授与式(卒業式)が行われました。

片柳理事長、軽部学長と来賓の方の挨拶をいただき、各学部、学科、専攻の代表に学位記(卒業・修了証書)が授与され、答辞が述べられました。


卒業生の皆さんが今後、それぞれの舞台で活躍されることを祈念します。

Photo

 

最近の出張講義(出前授業・模擬授業)2017年3月

応用生物学部教員による最近の出張講義を紹介します。
ご希望に沿った分野・テーマの講義を行います。 学校行事の進路指導の一環ではなくても、化学や生物、総合的な学習の1回として1クラスだけで授業することも可能です。
出張講義にかかる費用はすべて本学で負担します。出張講義を希望される方は、お気軽に大学広報課(メール:pr@stf.teu.ac.jp または、0120-444-903(フリーダイヤル))までご相談ください。遠地の高校でも前向きに検討しますのでご相談ください。
-----


佐藤淳 先生 3/13(月)東京都立高等学校

テーマ:生物工学の視点から医療品を創る

 

-----

温泉合宿で卒業論文審査会にそなえる

応用生物学部・教授の浦瀬です。

 

水環境工学研究室では,その卒業生の半数くらいが,浄水場や下水処理場の運転管理の仕事や環境監視のための水質や大気の分析の仕事に就いています。顕微鏡を覗き,フラスコを振っているバイオ系のイメージとは少し違う業界ですが,専門を生かせる職業です。ここ数年は,景気がよいためもあり,私たちの研究室では,大学院進学者を除いた就職希望者の100%の就職が決まっています。

 

そんな就職,そして,卒業の前には,卒業論文をまとめないといけません。卒業論文には審査会があり,そこでは,卒業論文の内容を,ひとりひとりが,パワーポイント(発表のためのパソコンソフト)を使って7分間で発表します。1年かけた研究ですから,7分では話しきれないほどのデータをどうやって話せばよいのか迷う人もいれば,ひたすら,どうやって,7分間耐えるかについて作戦を立てる人もいます。そんな作戦を立てるくらいなら,もっと研究を頑張ればよかったのに・・。

 

ここ数年は,審査会での発表の事前練習のために,研究室単位で合宿を1月下旬から2月上旬に実施しています。2016年は群馬の草津温泉,2017年は箱根小涌谷へ行きました。他の研究室の人たちが,発表練習のために大学で頑張っているところで,こちらは温泉というのも,なかなか優雅です。もちろん,温泉を楽しむだけではなく,ていねいな発表指導もしたつもりです。

 

Urase_bs_blog1

Urase_bs_blog2

 

ところで,我々が昨年泊まった草津温泉のpHって,どのくらいか,みなさん知っているでしょうか。実は,pH2くらいの強い酸性です。一方,箱根は,「加水して,加温して,循環して,消毒して」という宿が多いようです(これはあくまで,一般論であって,宿によって風呂の方式は異なり,また,冬の箱根の静かな自然は魅力的で,源泉かけ流しのみに価値があるとは思わない)。さらに,「循環して,消毒して」のための水処理の会社もわたしたちの研究室の大事な就職先です。今年は,研究室の卒業生のうち,2名がこうした温浴施設の水質管理の企業に就職しました。生物や化学の知識は風呂にも生きています。

 

さらに詳しくは,水環境工学研究室のウェブサイトもご覧ください。

 

浦瀬太郎

疾患ゲノム制御研究室(宇井研)の紹介

こんにちは。2016年の10月より、新任教員として赴任しました宇井彩子です。応用生物学部の医薬品コースで疾患ゲノム制御研究室をスタートさせました。

 

私は、大学の4年生で配属された研究室で研究に少し興味を持ち、その後大学院に進み、「DNA損傷修復機構とゲノム不安定性とがん」の研究を始めてから、研究の面白さにすっかりはまってしまいました。大学院を卒業後は、様々な研究室の先生のもとで知識や技術を深く学びながら、この分野の研究を進めてきました。これまで多くの先生方や先輩・後輩、研究仲間のおかげで研究を進めてこれたことに大変感謝しております。

 

私の研究室での研究「DNA損傷とゲノム不安定性とがん」と書いても、一体何だろう?と思われるかもしれませんが、誰にでも起こっている大変身近な話の研究なんです。私達は普段の生活において、太陽の光(紫外線)を浴びたり、食事をしたり(同時に食べ物に含まれる物質、細菌が出す物質、化学物質を取り込んだり)する中で、あるいは、私達の細胞が増殖(DNAの複製や分裂、蛋白質を作り出す転写等)を繰り返す中で、日々、私達のDNAに傷が生じると考えられています。このようなDNAの傷ですが、人を含む生物にはDNAの傷を修復する機構(DNA損傷修復)が備わっているため、すぐに修復されます(下記の図1)。しかし、長い年月の間に修復しきれないDNA損傷が蓄積すると、DNAの変異やゲノムの異常などの「ゲノム不安定性」を引き起こし、「がん」や「老化」を引き起こすと考えられています(下記の図2)。このため、DNA損傷修復の研究は、細胞がん化や老化のメカニズムの解明に役立つと考えられています。一方で、放射線治療や一般的な抗がん剤の多くは、このDNA損傷を利用し、がん細胞のDNAを傷つけることで死滅させます。ですので、DNA損傷修復の研究は、新たながん治療の開発にも貢献すると考えられます。

 

去年の研究室発足以来、「内分泌ホルモンとがん」が専門の岡田麻衣子さんが研究室に加わってくれています。お互いの専門分野を生かし、新たな視点を研究に取り入れることにより、研究を通して「がんの克服」に貢献していきたいと考えています。また、研究室で配属された学生さんと岡田さんが接することもありますが、普段のコミュニケーションを介して、私以外の新たな視点を持つ研究者と話す機会があることは、学生さんにとっても良い刺激になり学ぶことも多いのではと考えています。

 

東京工科大学はとても広々としていて、気持ちいの良い場所だと思います。勉強や研究に疲れた時に学内を散歩すると、自然やお庭の美しさに目の疲れが取れて、心が癒されます。天気が良いと、片柳研究所から富士山も見えます。応用生物学部の先生方もとても気さくなのですが教育・研究熱心で、とても素晴らしい大学に来させてもらったと感謝しています。この東京工科大学で先生方や学生さんと共に、がん研究に貢献できたらと思っています。皆様、ぜひ一度、東京工科大学にお立ち寄りください。

___5

(図の説明)

図1、私達の研究室では、DNA修復機構のメカニズムの解明を行っていますUi et al. Molecular Cell, 2015

図2、がん抑制遺伝子の機能が欠損すると「ゲノム不安定性」になり、異常な染色体が生じますUi et al., Oncogene, 2014

研究の紹介(生物創薬研究室 中村真男)

皆さん、こんにちは。医薬品コースの中村真男です。

今回は、初めてのブログですので、私の研究について紹介したいと思います。

 

私の研究テーマは、さまざまな疾患の発症機構を細胞表面にある糖鎖に着目して解明することです。

 

皆さんはというと砂糖や澱粉などの食品として、また本に使われる紙やバイオエタノールの原料としてのイメージが強いのではないでしょうか。また最近の健康ブームで、オリゴ糖(糖が数個つながっている糖鎖の一種)やコンドロイチンなどの糖鎖がサプリメントとして広く使用されているため、「なにか体によいことをする働きをもつ物質」と認識されている方もおられるかもしれません。

 

私たちの細胞表面には、びっしりと覆っている糖鎖と呼ばれる分子が存在しています。糖鎖は文字通り、糖が鎖のようにつながり合った一群で、そこにどんな細胞が存在しているかを周囲の細胞に伝える情報分子としての役割、例えば免疫細胞の活動を制御したり、精子と卵子の結合(受精)の際にも糖鎖は関係しています。また、インフルエンザウイルスや病原性の細菌も細胞表面にある糖鎖を目印として体内に侵入してきます。インフルエンザ治療薬のタミフルは、糖鎖とウイルスの関係に着目した研究が生み出した成果です。最近の研究から、がん化した細胞表面の糖鎖構造は、正常細胞のものと大きく異なることがわかってきており、がんの治療を目指した研究でも糖鎖は注目されています。

 

これまでに中枢神経組織の損傷部位にみられる神経軸索の再生に関わる新しい受容体の探索を行ってきました。研究当初の目標は、再生阻害の受容体を探すことでしたが、幸運にも再生の阻害と促進に関わる2種類の糖鎖受容体の発見に至りました。今後は、これまでに開発した神経再生の解析技術を、がん細胞(写真)の転移研究に応用しようと研究を始めています。


Photo_4


皆さんと一緒に医薬品開発の研究ができることを楽しみにしています。

 

生物創薬研究室 中村

研究の紹介(水環境工学研究室 筒井裕文)

みなさん、こんにちは。生命科学・環境コースの筒井です。

 

このブログで初めての記事になりますので、自分の研究について紹介をしたいと思います。

 

私の研究テーマは、微生物、特に細菌の持つ働きを活用することで水環境のさまざまな問題を解決することです。

 

おそらく、普段の生活の中で、目には見えない微生物のことを意識する機会はあまりないと思います。

しかし(!)、そんな彼らは私達の生活に密接に関わっています。

たとえば、みなさんがあたりまえに使った後の水は、”活性汚泥”と呼ばれる微生物群で十分に綺麗にしてから川にもどしています。

また、みなさんが普段歩いている道の脇の土の中でも微生物は働いていて、地球上の物質の循環を担っているのです。

もちろん良いことだけではなく、みなさんの病気の原因になる場合もあります。

そのような、目に見えないのに、あらゆる場所に存在する微生物の働きを研究することで、水環境中でどんなことが起きているのか?どうすればもっとより良い処理ができるのか?ということを調べています。

例えば、私達の研究室では水環境中に存在する抗生物質耐性菌に関する研究をしています。

しかし、環境中の現象を対象としているので、雨が降ったり、季節が変わったりするだけでも結果が変わってしまいます。

そのような複雑な研究対象なので、研究がうまくいかないこともよくあるのですが

一方で、少しづつでもヒントが集まってきて答えが見えたときはなんとも言えない面白さが得られます。

また、研究のためには、実際に河川に出かけたり、下水処理場に出かけたりすることもありますが

その時は自分の実験の目標を改めて考えることで刺激をもらえたりします。

 

Dsc_0074

 

大学での研究は、それまでの授業とは違って、まだ答えの見えないことに取り組みます。

しかし、その中でどう工夫すれば上手くいくのかを悩んで、答えを見つけるという経験は

決して無駄にはなりませんし、みなさんを大きく成長させてくれるものだと思います。

このブログを読んでくださったみなさんもぜひ本学での研究を通じてどきどきやわくわくを見つけて下さい!

また、研究内容について気になる方は、ぜひとも研究室のホームページを見てみて下さい。

 

水環境工学研究室 筒井裕文

八王子キャンパスのウサギ


夏のある日の夜、帰宅前にキャンパス内にある芝生の広場の横を歩いていたら、遠くで薄暗い芝生の上を動く物体が見えたような・・。足を止め、目を凝らしてよ~く見ると、ウサギでした(びっくり!)。その日から気になって、帰宅前に日没後の芝生の広場を観察するようになりました。

ウサギは多いときは3、4羽いて、あまり動かず、草を食べているようにも見えます。こちらの気配を感じると、ぴょんぴょんとすごい勢いで飛び跳ねて逃げてしまうので、その様子を近づいて観察するのは難しいようです。下は遠くからスマホのカメラで撮った写真です。

Photo_3
Photo_4


ウサギたちは、日が暮れてから、どこからともなく芝生の広場に集まってきます。彼らは野ウサギなのか、それともペットのウサギが野生化したのか。気になってネットで検索してみると朝日新聞にこんな記事がありました。

ニホンノウサギが急減 里山のシンボル、東京で保護活動

芝生の広場のウサギが記事にあるニホンノウサギかはわかりませんが、このキャンパスが自然豊かだからこそ住み着いたのでしょう(ちなみにタヌキも見たことがあります)。

もうひとつ気になったのは、ウサギがいつから芝生の広場に出没するようになったのか。私は10年以上このキャンパスにいますが、この夏に初めてその存在に気づきました。私が気づいた後も、家路を急ぐほとんどの人はウサギに気づくことなく広場の横を通り過ぎて行きます。

ふと足を止め、いつもと違う方向に目を向けると、今まで気づかなかったものを発見できるかもしれない。これって研究するときにも大事なことかな・・。そんなことを思いながら今日も夜空の下でウサギを探すのでした。

加藤



«フレッシャーズゼミの一幕