新しい研究室ができました

| 投稿者: 応用生物学部スタッフ

東京工科大学・応用生物学部、先端化粧品コース新任の吉田雅紀です。10月に着任し皮膚生理学研究室という研究室を作りました。

長く化粧品会社にいましたが、ここ20年くらいのほとんどを色々な大学を職場にして過ごしてました。当研究室ではシミや白斑の改善や治療を目的に、表皮細胞の増殖分化機構の解明や表皮細胞による色素細胞遊走制御機構を中心に研究しており、皮膚の透明化技術を使用する組織化学的解析などをよくやっています。

また最近では、産毛を抜いて付着した細胞を網羅解析して局所の皮膚の状態を診断する肌診断方法の完成も目指しています。大好きな大泉洋のバラエティを見ていて思いついた方法なんですが、皮膚は生きた細胞が露出してないので診断目的で生きた細胞を取るのはハードルが高いのですが、産毛は全身の皮膚にあってその抜毛は美容法に使われるくらい低侵襲なのに簡単に細胞が取れるんです。現在は古巣の長浜バイオ大学と特許提出して色んな解析への応用にトライしています。

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産毛の付着細胞

マスク生活で変えたメイク

| 投稿者: 応用生物学部スタッフ

みなさん、こんにちは^^ 先端化粧品コース化粧品材料化学研究室の伊澤です。急に寒くなってきましたが、体調を崩したりしていないでしょうか??

最近では、すっかりマスク生活が定着してきましたよね。「どうせマスクするし」と思って、すっぴんで出かけることも多かったのですが、先日、落ちにくいことで人気の「ティントリップ」を初めて買ってみました!!

私はもともと唇の色が悪く、リップなしだと「今日、体調悪い?」と聞かれるくらいなので、普段からリップは頻繁に塗り直していました。でも、ティントリップはとっても色持ちが良い!!そして、マスクに色が付きにくいのもうれしい!!

Izawa

あとは、マスクをしていても見える目元のメイクを見直そうと思い、眉毛サロンに行ってみました!!なりたい印象だけでなく、骨格や筋肉の付き方に合わせてプロの方が眉毛をデザインしてくれました^^ 左右のバランスが整って、メイクもしやすくなった気がします!!

メイクって、相手への印象を変えるものでもありますが、なんだか自分の気持ちも前向きにしてくれます^^ 身体の健康とあわせて、心の健康も大切にしていきましょう♪

先端化粧品コース  伊澤 千尋

身近なニュースに関心を持ちましょう

| 投稿者: 応用生物学部スタッフ

皆さん、こんにちは。今年の残暑は厳しかったですが、10月に入って秋らしい気候になり、過ごしやすい日が多くなってきました。本学も後期の授業が始まり、新型コロナウイルス感染防止対策を施しながら対面授業が一部再開しつつあります。また、研究室の学生は今まで思うように研究活動を進めることができなかった遅れを取り戻そうと日々実験に励んでいます。

Maruyama

さて、10月上旬に今年のノーベル賞受賞者の発表がありましたが、皆さんご存知でしょうか。私は医薬品コースを担当しているので医学生理学賞について紹介しますと今年の受賞内容は“C型肝炎ウイルスの発見”でした。肝炎は慢性化すると、肝硬変、肝細胞がんへと進行していく恐れがある危険な疾患です。当時A型肝炎とB型肝炎の解明は進んでいた一方で、C型肝炎はA型でもB型でもない肝炎と言われ原因がわかっていませんでした。今回の功績は高感度の血液検査による診断を可能にし、C型肝炎に直接作用する抗ウイルス薬の開発につながりました。C型肝炎ウイルスの発見から治療薬開発に至るまでの過程を詳しく知りたい人はノーベル賞の公式ホームページを参照してみてください(もちろん英文ですがいい英語の勉強になります)。ちなみにB型肝炎ウイルスの発見は1976年にノーベル賞医学生理学賞になっています。また、非アルコール性脂肪性肝炎などウイルス性とは異なる原因による肝炎もありますので、肝疾患に興味のある人は調べてみてはいかがでしょうか。

このBlogの読者は高校生が多いと思いますが、最近気になる話題などありましたでしょうか。理系の大学での学びを志すのであれば、自分の興味のある分野はもちろんですが、科学系の身近なニュースにも関心を持つようにしましょう。大学入学後に先生や同級生との会話を始めるきっかけになるかもしれません。

機能性RNA工学研究室 丸山

研究とはなんぞや

| 投稿者: 応用生物学部スタッフ

東京工科大学 応用生物学部 生命機能応用研究室 中西 昭仁です。暑い日が続いたと思ったら急に涼しく(人によっては寒く?)、なってきましたね。微生物に振り回されっぱなしの我々は、研究室での温度設定を微生物培養用に23℃に固定しています。夏はひんやり、冬はあったか、になればいいんですが、研究室内で暑がる学生やこごえる学生もいます。でも微生物に振り回されっぱなしの我々は、研究室での温度設定を微生物培養用に23℃に固定しているので、学生の要求にはこたえられません。ほんと残念なんだけどね。本当だよ。そこで我々は、暑がる学生には涼し気ファッションを、こごえる学生には温かファッションをお勧めしています。多様性があっていいよね。おっと何の話をしているんだ私は。

さて今回は、本研究室で行っている研究を少しですがお話します。本研究室は「微生物を使って何かをつくりだそうとする」をコンセプトに研究を進めています。微生物が研究の足場にあれば、酵母などの産業微生物に有用物質を作らせたり、緑藻の細胞自体を利用して素材を作ったり、新しい発想があれば何でも研究テーマはOKです。私の恩師が「研究室で生まれた技術は産業利用を狙え」と仰っていて、私も色濃くその価値観を受け継いでいますので、社会のニーズを見ながら研究テーマを考えていきます。

Nakanishi
Fig 輝きを放つ緑藻培養系

今、2050年の社会実装を目指して、「微生物を用いたプラスチックス生産系」についての研究をしています。このように書くとプラスチックスの作製こそが骨子なんじゃないの?と思われがちですが、2050年には地産地消が進んでいて…とか、一極集中の工場生産スタイルから脱却していて…とか、もっとバイオプラスチックスの使用が進んでいて…とか、実際に近未来の社会で生産するシステムについて深く考えて研究しています。いい研究は新たな研究を生むことだと思いますので、もし興味を持ってくれたら、こういった少し先の将来を一緒に見ながら研究していきませんか??実は他では言えないあんな話やこんな面白い話があって、ここだけの話なんだけどおっと誰か来たようだ。

夏のケアーはしっかりしましょう。

| 投稿者: 応用生物学部スタッフ

東京工科大学・応用生物学部、先端化粧品コース、光老化研究室の正木 仁です。皆さん、今年の夏は猛暑でしたね。サンケアーはしっかりしていますか。 サンケアー製品のSPFPAの意味は知っていますか? SPFはサンバーン(太陽によるやけど:赤くなるやつ)を防御する目安ですね。PAは、皮膚の老化を加速するUVAの防御についての目安です。

さて、太陽にあたると日焼けはしなくても肌の表面が酸化されていきます。正しくは、肌の表面にある角層細胞という細胞のタンパクが酸化されてカルボニルタンパクができます。最近の研究では、カルボニルタンパクは肌の保湿機能を低下させることが分かってきました。酸化反応は肌にダメージを与えます。抗酸化剤ビタミンCやビタミンEを摂取して夏を乗り切りましょう。

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キャンパス周辺の歴史&心霊スポット

| 投稿者: 応用生物学部スタッフ

今年の夏は遠くまで出歩くことがしにくい状況でしたので、身近なところで大学のキャンパス周辺の歴史スポットを回ってみました。

「絹の道」は、幕末に八王子から横浜まで輸出用の生糸を運ぶために使われていた街道で、八王子キャンパスの辺りを通っていました。横浜線の鉄道が開通するまでの間はそうとう栄えたようで、大学の裏手の遣水地区には豪商の屋敷が数多く立っていたそうです。大学の前の国道16号線を御殿山の峠まで登っていき、山野短大の脇の道を東の方に少し下っていくと「絹の道資料館」があります。豪商の屋敷跡に建てられていて、この辺りにはのどかな田園風景が広がっています。資料館では、写真を豊富に載せたパネルで、絹の道の歴史や、生糸や養蚕の生産技術の発展、そして日本における生糸の位置づけの変化がわかりやすく説明されています。近代史に興味のある人はぜひ訪れてみることをお勧めします。ちなみに私はプリプリと育った白いカイコ(5齢幼虫)の新幹線っぽいフォルムとバリバリと桑の葉を食べる力強さが大好きなのですが、資料館には残念ながら実物のカイコはいませんでした。さて、資料館の横から片倉の方に向かって絹の道の一部が保存されています。木々に囲まれ、うっそうとした未舗装の道でちょっとしたハイキングコースのようです。

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写真:絹の道の跡

そしてこの絹の道を登りきったところにあるのが、「道了堂の跡」です。このお堂も遣水の豪商が勧進したもので、かつては多くの人が訪れ賑わっていたのですが、徐々に衰退していき戦後は女性が一人でお堂を守るだけの状態になっていたそうです。実はこの道了堂跡は都内でも有数のいわゆる心霊スポットになっています。それは50年ほど前にこの場所で二回も惨劇が起こったことによります。詳しく知りたい人はネット検索をすればすぐに説明が見つかると思います。稲川淳二さんの怪談、首なし地蔵の舞台でもあります。

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写真:道了堂の跡地

道了堂跡は、大学のキャンパスがある山の一つ東側の山になります。大学から直接行くには、片倉高校の脇をぐるっと回ってから登ることになりますが、それでも歩いて3、40分ぐらいで到着します。お堂跡のすぐ脇からは八王子の市街が一望でき、絶景スポットでもあります。夜景も相当きれいだと思いますが、私はどうもその手のものを見たり感じたりする才能?があるようなので夜は絶対に行きません。

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写真:お堂のある山からの八王子市街の景色

応用生物学部 柴田雅史

 

尋常性白斑とイカスミ

| 投稿者: 応用生物学部スタッフ

皆さんは尋常性白斑という病気を知っていますか?

これはメラニンが減少し,皮膚の色がまだらに抜けて白くなってしまう皮膚疾患で,故マイケル・ジャクソン氏がこの病気に罹患していたとも言われています.原因はまだよく解っていませんが,患者の皮膚には過酸化水素が多く含まれていることや,過酸化水素を除去すると皮膚の色が回復することから,過酸化水素などによる酸化ストレスが関与していると考えられています.

私たちの研究室は,この酸化ストレスの観点から尋常性白斑の研究を始めています.メラニンはドーパクロムなどが重合した化合物で,非常に複雑な構造をしています.身近にあるメラニン源としては,パスタなどに使われるイカスミがあります.このイカスミを酸化するとどうなるか楽しみです.

藤沢章雄

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 イカです♡ うまそうです♡

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解剖してます

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イカスミです(矢印)

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残りはバター醤油で.うまかったです♡

星に願いを,「きぼう」に願いを

| 投稿者: 応用生物学部スタッフ

皆さんいかがお過ごしでしょうか?


8/2の夜,私は星空を見上げていました.この日の8:30頃に国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」が,日本上空を通過するというニュースを目にした私は,家族と外に出てみました.空にはうっすらと雲がかかっています.「見えるかな?それとも見えないかな?」ドキドキしながら目を凝らして夜空を見上げていると・・・.


来た!!北西の空から光るものが天頂に向けて飛んできました.「きぼう」です.一緒に見ていた家族や近所の子供たちから歓声が上がります.すごい!感動の一瞬です.「きぼう」そのまま迷いも見せずに飛んで行き,東南の空に消えました.昔から流れ星に願いごとをするとその願いはかなうといいますが,「きぼう」に向けて願ったことは・・・・.


現在,日本だけでなく世界中が大変な危機を迎えています.皆さんも大変な日々を送っていることと思います.そんな中でも常に「きぼう」を忘れずに,頑張っていこうと心に誓った夜でした.


藤沢章雄


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8/2 20:30 きぼう通過しました


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拡大しました.四角く光ってます.

遠隔講義に取り組んでみて

| 投稿者: 応用生物学部スタッフ

皆さん、こんにちは。元気に過ごしていますか? 体調を崩していないでしょうか?

新型コロナウイルスの影響で、遠隔講義が続いていますね。これまでの遠隔講義に対して、どのような感想をお持ちでしょうか?
「マイペースで受講できるスタイルが自分に合っている」、「理解できるまで繰り返し視聴できるのが良い」といった肯定的なコメントや、「パソコンの画面を長時間見るのはキツい」、「集中力が続かない」、「生活のリズムが崩れがち」のような意見も寄せられています。

私たち教員にとっても遠隔講義は馴染みのないものであり、ある日突然、今までの講義スタイルを手放すことになりました。遠隔講義の準備と実施に多大な労力を要していますが、皆さんにとって少しでも満足度の高い講義にするために精一杯取り組んでいます。

私は現在、3年生の食品製造学を担当しています。このブログを書いている時点では、10回目の講義を終えているのですが、私を最も悩ませているのは「受講している皆さんの表情が見えない」ことです。これによって講義を進めるのが格段に難しくなりました。一方で、これまでの講義では、皆さんの表情(反応)をきちんと確認しながら進めていたことに気付かされました。講義は教員が独力で作るものではなく、皆さんと一緒に作り上げていくものです。遠隔講義だからこそ、いかに臨場感を出していくか、いかに皆さんの向学心を引き出していくか、今後も試行錯誤していきたいと思います。

疲労と闘いながらようやく準備できた講義(動画)をネット上に公開する際は、設定が正しいか、動画はきちんと再生できるか、毎回確認しています。実は私にとって、この過程が今回のコロナ禍における最大の収穫になりました。というのも、「動画の再生状況の確認 = 自分の講義を自分自身が受講」のようなものですから、自分の講義を見つめ直す絶好の機会になっています。多くのメディアからは「遠隔講義の導入によって、教員の講義の質がさらに二極化してしまう」と危惧する情報が発信されています。「コロナのせいで講義の質が落ちた」と言われないように、今後も講義の質を高めていこうと思います。

キャンパスで普通に講義を受けることができるって、本当に幸せなことだと気付かされますね。今の気持ちを忘れないで欲しいと思います。この期間を惰性で過ごさずに、自分磨きのために積極的に活用してほしいものです。さぁ、あなたは何をしますか?

野嶽勇一

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学内の畑に招かれざる客が・・・

| 投稿者: 応用生物学部スタッフ

こんにちは。植物工学研究室の多田です。
私の研究室の実験で使う植物の育成と農学サークル(NOSA)の作物栽培のために八王子キャンパス内に畑を借りています。今年の夏は、コロナの影響で世話が行き届かず、ムラサキイネと実験で余ったミニトマト、ナスが一株ずつだけの畑になっています。しかし、そのミニトマトも招かれざる客によって荒らされてほとんど収穫できていません。下の写真は招かれざる客が食べ散らかしたミニトマトと堆肥作成用のポリ容器に残していった手形(足形?)です。ハクビシンなのかタヌキなのかよくわかりませんが、八王子は自然が豊かで野生動物もたくさんいるようです。

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農学サークル(NOSA)のトロピカルフルーツ分科会では、パイナップルやパパイヤなどのトロピカルフルーツも育てています。こちらは室内栽培なので珍客に荒らされることはありません。今はパイナップルの花が咲いています(下図)。パイナップルの花は紫色で、集合花といって小さいパイナップルの実のような形の花の集合体が下から螺旋状に咲いていきます。その後、それぞれの小さい花が実になるとつながってしまい、一つの樽型の実に見えますが、ちぎって食べるスナックパインというパイナップルがあるように、本当はたくさんの実が集まっているのです。

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«研究成果を論文として発表しました!